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森と林業の本

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2012/03/19

スマホ・ウッドケース

まずは、写真を!

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これは、私のケータイ、スマートフォンである。

なんと、吉野杉のケースをつくってしまった。


大阪の日本橋(ニッポンバシ)を歩いていたら、ふと目についたショップ。なにやら木製品が並んでいる。そこでふらりと入って覗くと、そこはスマートフォンのケースを売る店だった。しかも、木製である。

remoeraという名の会社の直営ショップだったが、木製ケースをつくってくれるのだ。

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これが、見本。約30種類の木見本が並ぶ。

大半が外材だが、下段の右にあるのが、ケヤキ、吉野檜、吉野杉の柾目、吉野杉の板目。さらにナラもある。



つい、お店の人と話し込む。会社は、堺市にあり、もともとプラスチック加工を行っていたそうだ。そこで、木材をプラスチックのように成形できないかと考え、プレスする技術を開発。そしてスマホのケースを商品化したのだという。

方法は、熱と圧力で変型させる圧縮木材の技術の応用のようだが、針葉樹は割れやすいので、裏で樹脂を注入しつつプレスする方法をとるらしい。それをスマホのケースに張り付けて横の面まで曲げて包み込む。樹種を選び、1台1台手づくりするのだ。もちろん木目も一枚ずつどれも違う。

ちなみに、スギの粉を40%混ぜたプラスチックというのも開発しており、それは嗅ぐとスギの臭いが残っている。

お店は1年前に始めたが、今年になって移転して表通りに出たとか。

思わず目を引きつけられたのだが、これは、どれもiphone用。いやあ、私のスマホは珍しいアクオス・フォンだから、枠がないよなあ~と軽口をたたくと、「いや、あったはず……」と、奥に引っ込んで見つけ出してきた。

ほかにもXperia arc 用など、かなりの機種に対応していた。

でも、このウッドケースは、高かったよ。ネットで見たときは国産材ケースが7000円もしたし……と逃げ腰になると、「加工費も全部込みで3580円です」。

気がつくと、どの樹種の板でするか選んでいた(~_~;)。

見た目は、正直言って外材の方が色つや、木目ともによい。しかしやはり職業柄、外材はダメでしょう。ただ楢や吉野檜は、白っぽいので、汚れが目立つそうだ。それに木目があまり目立たず面白みがない。ならばケヤキか……たしかにケヤキは木目もカッコよい。

が、やはりここは吉野杉だ!

ただし、柾目よりも、年輪が曲線を打つ板目をチョイス。

約1時間待っている間に、加工してくれた。

せっかくだから、ここにスギの木オイルを塗り込んでみた。すると木目が浮き上がり、また色も少し濃くなっていい感じ。なんたってスギの香りが漂う。
これで私のスマホの木製化は完了である。

見たい人は、仕事で呼んでくれ。

せっかくだから、サイドバーにリンクを張っておいた。Amazonでも取り扱っているようだ。ただし、価格は直営店とは違うな。

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コメント

仕事でお呼びする甲斐性がありませんので、拝めません<(_ _)>

引き続き。

それにしてもいいですね^^

3580円ですか。安いですよね。私のスマホのカバーはぼろぼろになっているので、うらやましいです。

と、よくみたら本の紹介のところにケースの宣伝も!

買っちゃおうかなあ。

買っちゃってください(^o^)。

単にスマホの飾りと思えば高いですが、これを話のネタにできると思えば、仕事のツールとなります。木育やるなら、必要ですよ(⌒ー⌒)。

今の携帯がダメになったら、次はスマホにしてこれ買います。
キコリである自分が木を使わないで、だれが木を使うというんだ…

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