ツリーハウス崩壊
以前、生駒山でのツリーハウスづくりに参加したことがある。
だが、会議を開いた直後から私は猛烈に忙しくなり(^^;)、ほとんど作業に参加できなかった。ようやく身体が空いて出かけると、建設は途中で止まってしまっていた。
木の上にデッキを張るまではできていたのだけど、その上のハウスに相当するものは作られていない。飽きたのか? それともヤバイ事情があるのか? 私はあえて深く追求しなかった(^o^)。
で、この前、あのツリーハウス(未満)を使って遊んでいいかというと、かまわないという。しめしめ。私は、何の労力も費やさずにツリーハウス(未満)を利用できるのである。
デッキがあれば、小屋は難しくてもテントを張ってもいいし、デッキに寝転がるだけでも気持ちよいだろう。木の上で野点もできるかも……。
そう思って訪れると、何か様子がヘン。
デッキまで登ってみると、あらら、傾いているではないか。
よくチェックすると、デッキを支えるコナラの大木3本のうち1本が倒れている。
昨年は台風もあったし、冬も暴風雨が幾度かあったから、揺さぶられて裂けたのかもしれない。
幹周りは1・2mくらいはある太いコナラだが、倒れるときは倒れるものだなあ。
問題は、倒れるときにデッキと固定している一部を引きちぎって、さらに周りの足場もへし折ってしまったことだ。
こりゃ、素人が一人で修理するのは厳しいなあ。
折れたところにつっかい棒を入れようとしたが、足元が斜面の上に、かしいだデッキを人力で持ち上げるのは無理だ。
このままだと、金属の足場も徐々に崩れるだろう。まあ、壊れたら壊れたでいいのだけど、ちょっと残念だなあ。それまでの間は、傾いたデッキの上でこわごわ寝っころがるしかないな。
とりあえず今日は、チェンソーで倒れたコナラをぶつ切りにして整理。木の下の広場を片づけた。いい薪が採れましたぜ。燃やす所ないけど。しいたけ原木にもなるよ。駒打ちのシーズン終わっているけど。
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この姿をよく見ると、「根元からポッキリ。昨年は台風もあったし、冬も暴風雨が幾度かあったから、揺さぶられて裂けたのかもしれない」
というのは、おかしいですね。
やはり、根元に侵入したカシナガにより根元が弱くなり、倒れてしまったように見えます。
間接的には強風か、ツリーハウス建設?のためか、分かりませんが。
京都でも大きなコナラから最初に被害が現れてきました。次第に細いコナラとかシイにも入りますが。
大変残念ですが、ツリーハウスは諦めてください。
森の健康のためには、ドンドン薪にして再利用をお勧めします。
生駒山から、ナラ枯れコナラのバイオマス利用を発信して下さい。
4月に入ったら、一度そちらに見に行たいものです。
投稿: しゃべり杉爺 | 2012/04/01 11:56
本当に、調査をお願いしようかなあ。
考えたら、地元に専門家がいない。
投稿: 田中淳夫 | 2012/04/01 22:33