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森と林業の本

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2012/04/02

鹿児島大学の養成プログラム

鹿児島大学から届いた案内。

高度林業生産システムを実現する「林業生産専門技術者」養成プログラム、の受講生募集である。(相変わらず、長い名前だな~。)

以前も、紹介したことがあるが、毎年よく続けている。私は、第二回だったかに参加した。と言っても、私が養成プログラムを学べるわけないのであるが、取材の一環とでもいうべきか。

内容は、現代に適合した林業技術者向きの知識とノウハウを身につけてもらうもの。すでに国が養成を進めているフォレスター森林施業プランナーから依頼を受けて、現場で伐採搬出作業する人向きである。

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カリキュラムの部分を掲載しておこう。

この中に、urlがあるが、そこには、要項が載っていない(^^;)。今年度募集の該当ページが見つからないのである。

とりあえず、こちら。昨年の要項が載っている。そのうち更新されるだろう。連絡先も載っている。


記しておくと、受講場所は、鹿児島大学の高隈演習林。受講料は4万円。また宿泊する場合は、1泊3食で3000円程度。

募集予定者は、10名程度。先着順である。

改めて眺めると、文字通り「林業生産専門技術」の養成である。

つまり林業の後半部分。伐採から製材までを抑えている。

それは、今求められているものだからだろうが、そろそろ前半の森づくり部分も触れてほしいな、という気持ちはある。

森づくりも考えた伐採方法、路網づくりとか、搬出しながら地拵え、とか。そして、実際の植林技法なども。

あんまり詰め込めないかなあ。受講者も、多くは素材生産業者だし。しかし、伐採の後に来るのは搬出や製材だけじゃなくて、再造林も頭に描いてほしい。

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コメント

>高度林業生産システムを実現する「林業生産専門技術者」養成プログラム

 時代の流れ、変化を感じますね~(^^)でも、今だ変わらない認識や
「常識」みたいな物が根強いです・・・>「安い外材」

 というのも、NHK教育の番組で、相変わらず「安い外材」を生徒に
懇切丁寧に説明しています(^^;)
 *社会のトビラ http://www.nhk.or.jp/syakai/tobira/
(小学5年向け番組だそうです)
 第17回「森林と林業」
http://www.nhk.or.jp/syakai/tobira/index_2012_017.html

 日吉森林組合を取材してますが、ハーベスタの作業など興味深い
ですし、作業効率などの仕方なども説明して、また番組動画では
ナレーションすべてが「字幕」になっていて、日本語を覚えたい人には
お勧めの動画です(^^)
(いや、本当に、いい教材ですよ~在日外国人の方などに・・・国際交流
協会でも紹介するつもりです)

よくよく調べれば、全国に「新しい林業」を教える機関は増えています。
が、教わる人が少ない、教わっても現場に還元しにくい……など、なかなか広がらず、「古い林業」が今も幅を効かせているのでしょうね。

NHK教育の番組は、誰がどのように作っているのかわかりませんが、学者でもまだ「安い外材」という言葉使いますからねえ。
たしかに日本語教材としての価値はあるかもしれない(^^;)。

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