国有林野法案と森林環境税
土曜日の夜に堅苦しいことを書きたくない……という気持ちがあるが、一つ。
国有林の経営を独立して行う国有林野事業特別会計を廃止して、一般会計に統合する国有林野法案が、4月12日に参議院農林水産委員会で全会一致で可決された。
来週にも参議院本会議でも可決されるだろうし、その後は衆議院に送られる。おそらく、こちらもすんなり可決するだろう。
ようするに国有林の経営が一般会計で運営されるわけだ。
この件について思うところは、以前にも書いたから触れないが、むしろ誰も興味を示さないことに寂しさを感じる(~_~;)。一つの特別会計が消えるのだ。それも、がばがば儲かって無駄なバラマキに使われた道路特会とか空港特会ではなく、膨大な赤字を発生させた会計を一般化するのだ。しかも全会一致だよ。誰も反対しない。
やはり、世間は(政治家も)森林に甘いなあ、と感じる。
ところで都道府県の独自課税である森林環境税(名前はそれぞれ)を導入する自治体も、4月から増えた。岐阜県と山梨県で新たに始まったのである。
これで全国33県となった。
こちらも、内部の議論はさておき、この増税に対して反対運動が起きたとは聞かないし、どちらかというと望む声が多い中、全会一致で可決することが多いようだ。
やっぱり、森林に甘い国民である(~_~;)。
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両会計の違いを今、ネット勉強しました。(寒)
税金って闇ですね~。
監視パワーを強化したいです。
先ず知ることが第一歩です。
投稿: 岩井拓実 | 2012/04/15 19:41
公金の使い道、闇です。決算なんて、ほぼザルだし。……というのは、昨日あった自治会総会のこと。というと怒られるか。
でも制度でいくら分けても、ようは金をどう使うかだけなのよ。
投稿: 田中淳夫 | 2012/04/16 09:38