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森と林業の本

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2012/05/24

未知の巨木?

散歩に出て、またまた遭難した。もはや慣れっこである(^^;)。

とくに意図したわけではないが、歩いていた道が行き止まりになったので、どこか逸れるところはないかと森の中に分け入ったのが運の尽き。

まあ、なんとなく人為の気配があって、今は森だが、かつては人が賑やかに行き交っていたよ~と土地が語りかけてくれるのだ。

とくに痕跡があるわけでみないが、地形がなんとなく段々であるし、そもそも生駒山は戦前、全山が禿げて草山だったはずで、比較的山麓部に人の手が入っていないわけないのである。

それでも藪の中をかき分け進むと……。

Dsc_0226






そこで見かけたのが、こんな巨木。

コナラだが、直径で1mを越しそうだ。

戦前、人里が放棄されてから育ったとしても50年以上だが、ここまで太くなるか。戦前から農地の中に残していた木が放置されたのかもしれない。

それとも、切り株からの萌芽が全部育って、合体したのかもしれん。これなら根株のところは太くなりやすい。

この木から数十mで山道(と言っても、地主の作った道で一般道ではない)に出て、人家のあるところまで数百mといった距離だが、意外なところに、まだ知られていない巨木はありそうである。

Dsc_0227




ついでに、こんな跡も。

イノシシのぬた場であろう。

イノシシ本体に出くわしたくないなあ。

生駒山山中でもっとも太い木とされているのは、コナラなら直径130センチほどのものが見つかっているが、それは公園内だ。クスノキやイチョウなどは神社にある。

だが野山にだって、探せばまだまだ見つかるかもしれない。

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コメント

>散歩に出て、またまた遭難した。もはや慣れっこである(^^;)。

田中さんの遭難は、いつからそんな予定調和的な生ぬるいものに堕落したのでしょうか。もっと真剣に遭難する(もちろん生還は必須)必要はありませんか?

う。堕落だったか……。

しかし私の周辺の生駒山は、もう頭の中に地図が入っていて、いくら道のないところを進もうと、どこに自分がいるのか、どこに出るのか、想像がついてしまうのですよ。

次は、人生見つめ直して、真剣に遭難してきます。そのための修行も必要ですね。まず見知らぬ山に登る。食料や地図などの装備は持たない。夕刻を狙ってタイムリミットを設ける……これで私も立派なソウナンニストですね!

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