牛と木彫り
インターラーケンの町で見かけた牛。
スイス人は、相当、牛が好きらしい。
実際、街中に牛のオブジェはたくさんあるし、グリンデルワルトには牛グッズのコレクションを扱う店まである。アフロヘアの牛とか、携帯電話で話している牛などのフィギアは出色もの(笑)。
いや、単純にうれしい(^^)。
でも私が本当に感心するのは、木彫り。フィギアにも木彫りが多いのだ。
そして街中に、普通に木の彫刻がある。
日本でもチェンソーアートの作品を街中いっぱいに展示して、木彫りのまちづくりを夢想したことがあったな・・・・・。
インターラーケンの町を放浪して遭難しかけたとき、
とうとう木彫り職人の店を発見してしまった。
しかも女性。
「何彫ってるの?」と聞くと、お面を指差して{あなたの顔よ」と。
薪になるような楢?の木を斧でばっさり割って、そこに顔を掘り込んであるのを見ると、円空か木喰上人の仏像を連想するな。
うーん。ほしかったけど、高すぎた。
しかし木彫りが身近ということは、日常的に木に触れられるということだ。これって、案外重要じゃないか。
でも牛の木彫り、飼おうかな、じゃない買おうかな。
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牛だけに
OX
基い
COW ですね。
投稿: 鈴木浩之 | 2012/06/27 18:18
迫力ありましたよ。○○wみたいに。
投稿: 田中淳夫 | 2012/06/29 23:14