WTOとロシア材の価格
あんまり注目されていないようなので、紹介がてらに。
先日、ロシアがWTOに加盟した。これが何を意味するか。
新聞報道などを見ていると、機械類の輸出や輸入に与える影響などを論じているものが多いが、実は大きく変わるのは木材である。
この件は、今年の春ごろにも触れた。
ロシアの木材関税は、現在25%。
しかし、WTOは貿易を促進するのが目的であり、関税を勝手に決められなくなる。そこで新たにロシアから輸出される丸太の関税(輸出税)が変更されている。
これまで25%だったヨーロッパトウヒとヨーロッパモミは13%に、ヨーロッパアカマツは15%になった。
http://www.rinya.maff.go.jp/j/press/boutai/pdf/120824-01.pdf
これで、材価はかなり安くなるだろう。しかもWTOお墨付きだから、今後勝手に変更される心配は少なくなった。円高に加えて税金も下がれば、ロシア材は復活するだろうか。北陸の製材業者は、沸き立っているかもしれない。
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ということは中国とロシアの関税も?
投稿: か | 2012/08/28 03:43
言われてみればそうですね。中国もロシア材の輸入量を増やすかもしれない。まあ、密輸も多いらしいけど。
投稿: 田中淳夫 | 2012/08/28 11:07