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森と林業の本

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2012/08/28

ニホンカワウソと未知生物

ニホンカワウソが絶滅危惧種から絶滅種に認定されたそうだ。

これまでカワウソを探していた人もいるから、忸怩たる思いかもしれない。ただ絶滅動物というのは何となくロマンがある……。

私は、かつてパプア・ニューギニアのニューブリテン島に未知生物を探しに行ったことがある。それも湖に棲むミゴーという巨大生物なのだ。

これまでの目撃談によると、ネッシーのような首長竜のようであり、モササザウルスのような魚竜のようでもあり。ようするに絶滅したとされる前世紀の巨大生物がいるかもしれなかったのだ。

場所は、ダカタウア湖。そこは火山の火口湖であった。ここに海を渡ってたどり着くと、カヌーで怪獣探しをしたのである。

その顛末は、『不思議の国のメラネシア』を読んでもらうとして、やっぱり未知生物とか絶滅した動物というのを探すのは、夢があるのだ。

オーストラリアには、古生代の樹木が発見されたというし、シーラカンスのような魚類も発見されているが、残念ながら陸上の動物では難しそうだ。そもそも新生代に噴火してできた火口湖に、中生代の動物が住み着くのは無理でしょ(笑)。

実際、その未知動物の正体はだいたい見当がついているのだが、誰か解明してください。

ちなみに、この探検時に湖に行くまでの間泊めてもらったのが、当時のパプア・ニューギニアの林業大臣であるルカス・ワカの家であった。当時、多少林業談義をした記憶がある。

私は、ダカタウア胡の自然が素晴らしいので、ぜひ国立公園にして残してほしいと「進言」したのだが、後に聞いたところ、この湖まで林道が延び、森林の伐採が行われたそうである。もう、湖の環境もすっかり変わっただろう。

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