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2012/08/06

東京にて2 早口セミナー

さて、東京ではセミナーに「も」出席していた(笑)。

「誰が日本の森を救うのか2012」in東京である。会場は、神田の街、と言っても、古本屋街から離れたJRの駅近く。

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参加者は、約80人でほぼ満席。なかには、懐かしの顔もあって、何年かぶりに会う人も。またブログのコメント欄やツイッターで知り合った人もいる。

なんとパンダシカオジゾー様もいた。シカの顔が出たのは、勇気ある。今後はみんなこうであってほしい。カブリモノすることにホコリを持たなきゃ(^o^)。

 

肝心のセミナーは、私が先に講演したわけだが、そのためのパワポを作る際、興に乗って? 膨大な量になってしまった。全部で73枚。通常なら、これを使って話せば2時間はかかる。が、主催者は「50分で」という(;_;)。

では、削るか。しかし、後半のスイス林業については残したいな。だって、せっかくのスイス視察なのに、どこにも発表舞台がないから。

でも前半(日本の林業事情・分析)を圧縮すると、本来の意図が舌足らずになる。

……というわけで選んだのは、「早口でしゃべること」であった(⌒ー⌒)。

もともと私は、話しだすとだんだんと早口になる傾向があるが、今回は意図的に初っぱなから早口。その後もどんどんスピードアップ。次々と画面を繰っていく。多分、聴衆は、画面を追いかけるのも大変だったろう。
そのため文字で記した部分は先にレジュメ替わりに印刷して配布してもらい、写真でたっぷり見てもらうことにした。

結果的には、やはり50分で収まらず10分近くオーバーしたように思うが(演題の目の前に、巨大なタイマーが残り時間を刻んでいるのだよ)、まあまあ、最期まで行き着けた。

早口でどんどん繰るという前提で気をつけたのは、話の流れである。何しろ情報を反芻する間を与えられない。考え込まれたら、多分ついてこなくなる。

どのようにストーリーを転がすか、が重要であった。

まず、日本人の森に対する意識の変遷(戦後編)を示して、「国産材を使えば、森を救うことになりますか」という投げかけをする。

次に、日本の林政史(明治以降)を示して、ドイツやスイスなど外国から取り入れた林業・林学理論と日本の動きを示す。その上で、現在の森林・林業再生プランを位置づける。

そして、今の林政・林業に足りないもの、欠陥を指摘する……という流れにした。

その解決法として、「質の林業」を提起した上で、スイス林業を事例として示す。

う~ん、完璧だ(笑)。

これは講演だけでなく文章もそうだが、理解してもらうためには、話し方が巧い、よい表現をする、たとえ話を入れる、ときに笑いを取る……などの技術はあればあった方がよいが、もっとも重要なのはストーリー・話の流れだと思っている。今回は帰納法で行くか、演繹的手法か、いきなり話を飛ばしたように見えて、また元の話題にもどってこれるか……個々の情報をつなぐことによって、人は理解するのだと思うのだ。

実際にどこまで理解してもらえたかはわからないが、今回の講演のテーマは、林業や木材業界から消費者までバラバラの関係者を「つなぐ」「コーディネートする」ことだから、講演内容もつながなくちゃね(^o^)。

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コメント

お疲れ様でした。超高速(ん、なんかかっこいい)講演。
よくぞ、まとめましたね。さすが。

ちなみに、写真の真ん中のお方は、女王様から勇者の称号を与えられたそうです。


早口といわず、超高速というと、かっこよくなる(^o^)。

カブリモノの英雄「シカの勇者」。うん、こっちもカッコいい。

はははっ!

超高速講演かっこよかったです。
最後の締めの数分聞けなくて残念でした。
空港に着いたらもう10分くらいいても大丈夫だったんですが…。
スミマセン。

ちなみに、この勇者は
正確には人の言葉を話すトナカイ、
名前はチョッパー
です。

トナカイでしたか。「世界で一番不幸なトナカイ」という歌が……。

パンダに元気がないようです。かぶり者としての覚悟が不足しているのではないかと心配です。

そうですね。自覚してもらわないと。
しっかり顔を上げるよう、強く要請します。

う~ん。勇者から勇気をもらわねばなりませんなあ。

いっそ、パンダ帽子ではなく、パンダ着ぐるみなら勇気が湧くのでは。

ブログを一緒に見ていた、娘と孫からの指摘ですが・・・・『シカ』ではなくて、『アニメのワンピースのキャラクターで、チョッパー』だそうですよっ。因みに孫は三歳の時から森林に連れて行ってまして、『森ガール』です。

はい、本人の申し出によるとトナカイ人間チョッパーだそうです。
私は、クマ(パンダ)がいるんだからシカのカブリモノを、と要求したのですが、シカは見つからずにトナカイで代用です(笑)。

やはりシカは奈良県ですね。シカのカブリモノ探しておこう。

いっそイヌかネコもいいかな。ウサギも……。なんかバニーガールが出てきそうだ。

そう、シカのカブリモノ見つからなかったもので…。
でもこれ、当日朝秋葉原で、やっとこさ見つけたんですョ。
苦し紛れに、手ぬぐいの鉢巻きに割りばしの角を刺して代用しようか、と思ってました。
まにあって良かった!

森の仲間増やしましょう!

東京公演について、書かれていたんですね。
反応が遅くなりましたが、最近になって見つけました。

中身の薄いプレゼンより、今回のような言いたいことがわかりやすい短時間の中身の濃いプレゼンは大歓迎です。しかも、最後の締めの言葉が、主催者の締めの言葉と連動して非常によく考えられたプレゼンと推察できましたよ。

これで木材コーディネーターの重要性が伝わったのなら、主催者も大いに喜んでくれるでしょう(^o^)。

最近はハヤリ言葉のように、低コストだ機械化だ生産性だと言いますが、実は丁寧な素材生産と考え抜いた木取りこそが、もっとも利益率を高め、林業の活性化につながるんだと思いますよ。

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