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森と林業の本

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2012/09/25

「Rikejo」とは何?

私が一部執筆した「Rikejo」が届いた。

「Rikejo」とは何か。日本語で書くとリケジョ「理系女」、である。副題が「理系女子応援マガジン」とある。

つまり、進路に理系を選ぶ女子向きの会員制雑誌なのだ。読者層は高校生女子のほか、多少は大学生女子や研究職の女性も混じっているらしい。基本は、理系分野の受験や卒業を控えた女子学生だ。

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こんなシンプルな体裁。
講談社発行だが、会員誌だから、一般の目には触れないだろう。もっとも、私の娘も理系女子なのだが、全然この雑誌のことは知らないようだ。どこで知って会員になるんだ?

 

理系女子は少ないながらも昔からいたはずだが、彼女らをリケジョと呼ぶとは知らなんだ。最近かね。でも肉食女子、林業女子というような「~女子」スタイルが流行っている今、あえてさらに省略して「ジョ」である(笑)。

ちなみに内容は、受験案内はほとんどなく、文字通りリケジョの紹介と、彼女らも関係する理系の職や研究内容、さらにオシャレや料理コーナーまである。もちろん、そこにも「科学の視点」が入っているのだが……。読者モデルにはカワイイ子も多く、パラパラ眺めていると、なかなか萌える(笑)。振り返ると、私は昔から理系女子に弱いんだよね……。

ということはドーデモよく、今回18号では、森林科学を取り上げている。だからこそ、私の出番もあったわけだが、特集「森の声が聞こえる」は、全7ページ。

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見開きは、こんな感じ。なかなか、よくできている。

森林科学が、林業・木材産業を包含しつつ、環境ともつながっていることを示す。

かつて、森林の研究がしたければ、林学科しかなく、入ってみれば林学=林業学であったりする。理学部の生物学系でも、多くは形態学や生理学だったりした。生態学的な講座は狭く、森林を扱うのはさらに狭かった。それに比べたら、今は学問分野としては広がったものだと思う。もっとも、その分林業学は狭くなってきたが……。

私は、理系の人間には、「文系分野を知らずに理系を勉強するな」と釘を刺しているが、文系人間(大方の人々)には、理系的な発想や科学の基礎知識を身につけずに語る文系学問を「底が浅い」と罵倒している(笑)。

とくに森林科学は、微細な細胞や遺伝子のレベルから、種、群、生態系と地域全体まで捉えるし、加えて地理や歴史、そして人間社会、そして法律や経済も知らないと全体像を見誤る。

(未来の)森林研究者(♀)諸君! 健闘と活躍を祈る。

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コメント

こらこら。
お題が「Rikejo」だからかもですが、
(♂)にもエールを送ってくださいまし。(^^;

いやあ、私が興味が湧く研究者は(♀)なんだよね( ̄ー ̄)。
あ、クマもかな(笑)。

私が林学科在学中、同期生(25人)のうち女性は1人。私の上の学年も1人。下は2人くらいいたかな。という程度でした。

最近訪ねると、半分は女性ということで、その変化は良いことだと思いました。

私のときは、ゼロ。一つ上に一人くらいかな。
でも森林資源科学科とやらに改名してからは、半数以上が女性になったと聞きます。「その変化はよい」? 今の時代に在籍していれば「もっとよい」ですね(-_^)。

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