神田神保町にて
東京の仕事も、午前中に終わり、今日は早めに帰るか……と思って訪れたのが神田神保町。
そこで一件寄るところがあったのだが、それを済ませて街を見れば、なんと古本まつりを開催中であった。いやあ、その、多少は本屋も覗くつもりではあったが、「まつり」となると…(^○^)。
いそいそと、見て回る。できれば仕事に使えそうな資料が手に入れば、との思い。。が、そんな時に限って、ほかの本に目が向くのよ。
余計な本を買い込むと、重くなって東京から奈良まで持ち帰るのが大変。だから控えめに控えめに……。しかし、古本というのは、その時しか手に入らない本も多いので困る。
結局、5冊で留めた。でも、出版社でもらった本もあるし、ずっしり重い。しかも、仕事にはつながりそうもない本ばかりだ(~_~;)。ああ、今回の仕事のギャラは、ほぼ消えたぞ。。。
あかん。古本まつりは危険だ。
それでも、最後に寄ったのが、三省堂書店。もちろん新刊書を扱う書店である。
そこで、ようやく見つけたのが、これ。
周りの本を見よ。幕末から明治の香りが匂い立つ本ばかりが並んでいるではないか。
正直、このコーナーに置かれたことは嬉しい。森林林業関係の書籍と並ぶのは、それなりに意味はあるが、基本的には明治に活躍した人物伝だからだ。そして、これまで私の本を目にすることがなかった人々に手にとってもらうチャンスでもある。
この一角を確認したことで、仕事した気になった\(^o^)/。
で、帰り着いたのは深夜なんだけど。。。
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近現代史概論。。。おおおお。
やったね。(^^)
今度、農林業のところで見かけたら、こういうところに
移動させときますぜ。(ニヤリ)
投稿: 熊(♀) | 2012/10/31 23:51
ありがとうございます(笑)。そんなに棚を大きく移動させたら、書店子は怒るかもしれませんが、バレないようにしてください(⌒ー⌒)。
投稿: 田中淳夫 | 2012/10/31 23:57