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2012/11/19

新島八重の写真に写る…

情報が寄せられた。

同志社女子大学で、11月23日より「新島八重と同志社女学校」という展示会が開かれるそうである。説明するまでもないだろうが、新島八重は、同志社創設者の新島襄の奥さんで、来年のNHKの大河ドラマの主人公である。

会津に生まれ、幕末の会津戦争では銃を手にとって戦い、「幕末のジャンヌダルク」と呼ばれたが、その後京都に出て、新島襄と知り合い、結婚する。「ハンサム・ウーマン」と呼ばれて数々の旧弊と戦いながら時代を切り開いた女性である。

私が、非常に興味を持っている(歴史上の)女性の一人だ。大河ドラマでは、綾瀬はるかが演じるということにも興味を持っているが…(^^;)。

001


これが、そのチラシ。

後列左が、八重だ。











ここで驚くのは、右の女性たちである。なんと、土倉糸(前列)、小糸(後列)だというのだ。

土倉庄三郎の3女、4女である。双子なのだ。この写真を見ても、非常によく似ているが、一卵性か二卵性かはわからない。

土倉家の息子娘たちは、多くが同志社に学んでいる。八重は、初期の同志社の運営も手伝っているから、そこで土倉家の人々とも関わりがあったのは、間違いない。が、こうして並んで写真に写っているとは想像していなかった。思いのほか、深い交流があったのかもしれない。

そこで゛同志社女子大のホームページを見ると、こんな写真が紹介されていた。

http://www.dwc.doshisha.ac.jp/yae/profile/gallery.html

この中で、1889年の「第7回女学校卒業式」という写真には、なんと土倉政(子)が写っている。庄三郎の次女で、アメリカに留学した才媛である。彼女は、後に清の西太后とも親しくなり、日本の外交の陰で活躍する。

思えば、私が八重を知ったのは、土倉庄三郎の資料を探して読んでいる過程であった。そして、脱線して八重の人生にも触れて感動したのだ。つまり、元から私の中では、土倉家と八重はつながっていたのである。

来年、八重ブームが起きたら、その影の土倉家も少し思い出してね。

この展示会、機会を設けて訪ねてみたい。

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ふるさとの
山川すべて
思い出か
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若松の城

たらちねの
母のお墓を
たづねつつ
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