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森と林業と田舎の本

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2012/12/02

紅葉の林床に……in 奈良女子大

奈良女子大を訪問した。と言っても、当然ながら目的は女子大生を眺めることではなく、シンポジウムを覗きに行ったのである。

女子大の正門を入ると、両側に庭が広がっている。

2


林床に紅葉が移っていた。

が。何かある。

白い容器。




近づくと、こんな感じ。

4


なんだ。リタートラップであった。

リターとは、落葉落枝のことだが、これを集める仕掛けである。

校庭を使って、樹木の物質循環とかの研究を行っているのだろう。





昔、林学ではよくやった。私は外れていたが、樹木のリターは森林の有機物生産量(今風に言えば、バイオマスか)の計測は重要課題だったのである。

周りに小さな柵があるのは、もしかして、シカがトラップを倒したり(中の落ち葉を)食べたりしないためかな。

ここに、周りの落ち葉を集めて、ドサッと投げ込むいたずらをしてはいけない、よ。

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コメント

周りの落ち葉を集めて、ドサッと投げ込むいたずらをするのは、きっとコビトです。(ウワサ)
たまに、悪いことをしたコビトが入れられていることもあります。(ホントか?)
悪いことというのは、女子大を覗きに行くとか・・であります。(ホント)

えっ、私がトラップに落ちるの?  ……いや、あの、そんなこと書いていないか。ホッ。

コビトが落ち込んでいても、それはリター扱いされるのですよ。動物性バイオマスかもしれないけれど(⌒ー⌒)。

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