奈良新聞に載った新島八重の記事
奈良新聞12月12日の紙面に次のようなエッセイが掲載された。
読めばわかるが、本ブログでも紹介した同志社女子大学の展示会に触れつつ、新島八重と土倉家の娘さんたち、そして土倉庄三郎と新島襄の関わりを、拙著『森と近代日本を動かした男 山林王・土倉庄三郎の生涯』から引用しつつ紹介している。
まず、新島襄が川上村の土倉屋敷を訪ねたエピソード。
次に死期を悟った新島襄が、妻・八重の身の上を案じて、庄三郎に植林を頼んで、その収益を八重の生活費に当てるよう企てたこと。後日を託せるのは、庄三郎しかいなかったのだろう。
ところで奈良新聞の記事は、完全に確認したわけではないが、、初めて拙著に触れた記事ではないか。
ありがたい。
……ぜひとも本文記事や、書評欄でも取り上げてほしいものである(~_~;)。
ちなみに筆者の渡邉さんは、元NHKのアナウンサーだったはず。なぜか明日香村で飛鳥藍染織館という蕎麦のお店?を開いていた(このほど閉店)。私も入ったことがあるのだが、そこで店主との雑談……のはずが、取材されているような状態になった記憶がある(~_~;)。
ともあれ、拙著を取り上げていただいて感謝。
また、文中に登場するNPO法人芳水塾の松ちゃんというのは、来年1月19日に川上村で出版記念会&講演会を主催してくださっている人物である。
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