上から目線で壁を越える
木材コーディネーター女子の一人は、講座受講中に「壁にぶつかっている」発言をして、話題を呼んだ。私も、初めて彼女に会ったときに「壁」の話を聞かされたのだが、その時の壁と今回の壁は違うらしい。次々と「壁」は現れるのである(^^;)。
おかげで、私にまで「彼女の壁はどうなりましたか」と聞いてくる人がいる。もちろん、私には答えようがありません(笑)。
その彼女、また「壁」にぶつかった。それも最大級の……。聞けば確かにとんでもない事態で、ひどい話である。いきなりのちゃぶ台返しも酷いが、我が身可愛さに逃げる輩もみっともない。
そりゃ、どんな世界もすべて順調に行くわけはなく、自分の中の壁にぶつかったり、時代に流されたり、横槍入れられたり、足を引っ張られたり、裏切られたり、梯子を外されたり、ようするに人生谷あり山あり浩子あり(謎)なのだ。
が、結局どうするかは自分で決断し自分で乗り換えなくてははならない。立ちすくんでいても仕方がないのは自明の理。
実は、私もこのところ「壁」を感じている(^^;)。昨年、さまざまなことが一挙に押し寄せたのだが、それが私にとって「終わり」を意味するのか、「始まり」の印なのか、はたまた「終わりの始まり」だったのか、自分にも判断に困る。そして今年は、それぞれが「壁」になってきた。結構、ボディブローのように効いてくる。
ともあれ止まったままでは埒があかないので、もがくしかない。
で、思いついた。
とりあえず自分を空から見ることだな。自身を上から目線で見下ろす。他人事に見る。そして自分を大事にしない(笑)。かつて書いたり発言したことも、自分から疑う。否定する。ひっくり返す。ついでに笑う。
上から見たら、壁はないも同然(^o^)。
自らを縛りつけている既成の枠組み〔パラダイム〕は、上から目線で破壊するのだ。
「上から目線」という言葉は、今や糾弾すべき態度かのように語られるが、本当は大切なものなのだよ。いつも同じ高さから見ているだけでは見えないもの、気がつかないもの、乗り越えられないものが、ちょっと立体に見ると軽々とクリアできる。
……と、壁を笑い飛ばしたものの、まだ超えられないなあ。。。。
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