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森と林業の本

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2013/02/12

デザインのアイデアを盗め

いつまで木材コーディネーター女子ネタを続けるか。。たまにはドーデモ・ネタも。

Dsc_0361

これがラッキーガーデンのランチメニュー・ワランダである。ようはスリランカのスープカレー

実は、北海道からおこしの女子からお土産に北海道名物のスープカレーの素をいただいた。

味は違うのだろうが、見た目はそっくり。近く作ってみるつもりだ。


  
 

で、もう一つ。こちらはラッキーガーデンのギャラリーで売っていたもの。

4


これはフォトフレームだが、木を使っていながらデザインが斬新。

国産ではない。どこの国か見忘れたが、シナモンの木の木口切りを使うとこうなる。

木のフレームというと、すぐに板にして横にして、と考えてしまうが、わずかな発想の転換だ。

そういや、すでにアップしたが、昨年のスイスでも、こんなデザインの椅子を見かけた。

Dscf1290

イスやテーブルだって、木を縦に使わねばならないわけではない。あえて曲がった木を横に積み上げてもいいわけだ。

いきなりオシャレになる。

そこで思い出したのが、木材コーディネーター養成講座の薪割りで見かけた薪の積み方。

薪は、割るばかりが能ではなく、積み方も大切。が。。。



2_2

ここから薪のイスを連想できないか。

ちょっとドリルで穴を開けて、鉄筋通して固定すれば……。天板を乗せたら座り心地は悪くないはず。

上記のイスと似た感じになりそう。

飽きたら、解体して薪にして燃やす(^o^)。



薪からの連想だが。

Photo


木ローソクとか切り株コンロなどと呼ぶ丸太をそのまま燃やすものも、最近広がってきたが、実は欧米から入ってきたもの。

日本の林業現場では、なぜか発明されなかった。







こうしたデザインも、作家の作品を丸ごと真似たら危険だが、発想のアイデアだけいただくのはアリだろう。アレンジはいくらでもできる。

真似て、そこから創造してほしい。

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コメント

田中兄い、

丸太の断面をそのままデザインとして利用するとか,あたらしい感覚でデザインするのは楽しいですね。
昔からの、仙人(そまびと)にもそういったおしゃれな感覚で自作したものがあったんではないですか?
私達が知らない,忘れられたデザインを掘り堀りしませんか?

林業デザインオタク@男子、ですよ(笑)

そう、何もゼロから新しいデザインを生み出さなくても、忘れられたデザインを発掘することから始めるべきでしょうね。

そこからインスピレーションを得たらよい。杣人に限らず、個人の愛用品に意外なヒントが眠っていますからね。

でも……しゃべり杉爺さんから、「兄い」と言われたら……私は何歳やねん(~_~;)。

兄い、というのは、私よりは若い年代ですよ(笑)
何十代かは、読者におまかせしますぜ。

しゃべり杉爺さん
(今年定年になるよ(笑))

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