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森と林業と田舎の本

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2013/04/02

ビジネス森林セラピー?

日経ビジネスオンライン(最近、ネタ元になりつつあるな。。。)に、河野透・NPO法人森林セラピーソサエティ事務局長のインタビューを載せている。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/interview/20130327/245705/?mlp

私も肩書に惹かれて読んでみたが、前編は前職のソニーの時代の話ばかり。カリスマ的な経営者、大賀典雄氏に仕えてストレスいっぱいだった話題である(笑)。

で、今回の後編で、ようやく森林セラピーの話が出てきた。

紹介している山梨県のケースでは、結構あけすけに余剰施設の活用を謳っているが、自慢が無線LAN(笑)。

ようするに、森の中でも情報は得られるようにしたから仕事しようね、ということ\(^o^)/。

そして、情報と切り離されることがストレスなんだと。だから提案するのも「ビジネス森林セラピー」なのである。と言っても内容は、たいしたことない。

セラピー基地で一定時間は仕事もする。が、終わると周りの森林環境でリラックスするというメニューだ。ようするに1日の中に仕事の時間と森の中の時間を混ぜるわけである。

これって、リラックスする(森の中の時間)のは短くてよい、仕事を忘れて何日も療養する必要がないということ? セラピーというより仕事場環境の提供である。

もはや森林療法どころか森林セラピーの精神からも離れているのが面白い。しかも河野さんは、森に行くよりニューヨークの雑踏が好きだというのである。

こういう人は、基本的に仕事でストレスを感じない人なのだろう。むしろ仕事が好き。休むと疲れる(^^;)。だから森林セラピーソサエティの事務局長も、仕事の一環なのだろう。実際に森林療法が必要な人の存在が見えないか、あるいは事業から遮断している。鬱症状な人を、こんなセラピーに受け入れることはできないだろう。

おそらく、これはセラピーではなく、森林オフィスの発想だ。

山村に、完全なIT網を作って、都会の中と変わらない状況で仕事をこなす発想は、これまでもよく出た。実際に導入した会社もある。私も取材した。

まあ、本当は職場に限らず、衣食住まで含めた生活環境が必要となってしまうのだが、1週間程度の出張サテライトオフィスの感覚なら、よいかもしれない。

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森林療法・森林セラピー・木育」カテゴリの記事

コメント

>情報と切り離されることがストレス
 それやったら、森へ行くのなんか、やめなはれ

だから、この人はニューヨークに行くんですよ(^^;)。

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