女性誌のお仕事
相変わらず、古雑誌の整理を続けている。
処分する前に、自分が執筆したページだけは切り取って保存しようと思うのだが、これがまた大変。どこのページかわからなくなることもしばし。読んでも、これ、オレの文章?とか思ったりして。
なかでも面白いのが女性誌。
こう見えても、ちょくちょく女性誌にも書いていたのだよ。とくに『Hanako West』では、一時期常連ライターだった。『Hanako』は今もある女性誌だが、もともとは首都圏だけのリージョナル週刊マガジンとして発行し、内容もグルメやファッション系のお店などに特化した雑誌だった。
これがヒットして、関西版の『Hanako West』が発行されたのだが、もとはこの雑誌が関西に進出することを、私が取材する立場だった(^^;)。それが、フリーになって、お仕事もらえるようになったのだから、世の中、有為転変。
もっとも関西版は、月刊だったし、内容ももう少し幅広く扱った。
私が参加するころはバブルが弾けた後だったが、まだまだバブリーな香りのするテイスト(笑)。
おかげで経費がふんだんに使えたなあ。
もっとも、私が担当するのは、基本的に読み物記事。「チョット真面目なHanako関西文化研究室」というコーナーをよく担当した。ルポページである。ときに「駅弁研究」だったり、「結婚式場事情」だったり、「イマドキの野菜」だったり。しかし「新聞を読んでいるか」なんて真面目な特集も。
なかなか女性誌に書く文章を鍛えられた気がする。
……しかし、今見ると、モデルの女性たちが……いや、カワイイ子らばっかりなんだけど……ファッションが違う……。私なんぞ、その世界に疎いのだが、それでも人目見て「ダサッ」と思うほど、今とは感覚が違う。
そんな意味でも、勉強になります(笑)。
考えたら 、ほかにも「クロワッサン」とか「とらばーゆ」とか、いろいろ女性誌は単発で手がけているのだよ。
ちなみに、最近も女性誌の仕事をした。もっとも、こちらはお手伝い程度。執筆というより、情報提供か。
表紙見たらわかるとおり、森特集。
読むというより眺めると、なかなか楽しい。
まだ書店にあるはずだから、手に取ってください。
私も、これを機に女性目線の森林について考えたよ。
男の喜ぶ森と、女の求める森は違うのだ。こうした意識を持つだけでも大切である。つい、業界目線になりがちだが、一般人の発想を意識するには、まず異性から、かな?
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