土倉の森
またもや吉野の川上村に行く。
今回は、きっちり会議だけでとんぼ返り。
……では、寂しいので、ちょっと寄ったのが、大滝ダムである。ようやく完成したものの、私は時間がなくてちゃんと見学していなかった。
まあ、今日も時間がなく(^^;)、寄ったのも日暮れ汝のて、たいして見ていないのだが。
これがダムサイトから下流を眺める。通常時は、こんな脇から放水しているとは知らなかった。発電のためかな。
下流に小さく見えるのが、大滝の集落である。
ここから見えるということは、集落からもダムが見えるということで、もし土倉屋敷が今もあったら、そこからダムを眺めることができるということだろう。
土倉庄三郎が眺めたら、なんというだろうか……。筏が流せん、と怒るかもしれない(^^;)。
もっとも、ダムを利用した別のアイデアを出すかもね。
今回は時間もなく、登っていない。
が、この展望台のさらに上、その奥の森こそ、土倉の森であることは、意外と知られていない。
もちろん、現在の所有者は違っているが、土倉庄三郎が生前に植えた森なのだ。また吉野林業の視察者を、庄三郎自らが案内して説明につかった森もある。
だいたい、こんな感じ。これでも林齢
は100年以上あるらしい。
ここに見学コースをつくりたいなあ、というのが現在の野望(笑)。
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この記事をきっかけに樹齢400年の杉の画像数枚を見ることができました。 杉に触れ、聴診器を当てて偉大な音を聴いてみたくなりました。
いつか実現します~。
投稿: 岩井拓実 | 2013/06/29 15:01