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2013/06/11

忍術屋敷の板襖

滋賀県甲賀市に行っていた。実は2日連続である。

甲賀と言えば……やっぱ、忍者でしょ! 伊賀と並ぶ忍者発祥の地にして、甲賀流忍術伝承の地ですぞ。

そこで「甲賀流忍術屋敷」に行ってきました。

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ここは甲賀忍者53家の筆頭、望月家の母屋で、元禄時代に建てられた本家本元の忍術屋敷。つまり300年以上経つ建築物だ。

現存している忍術屋敷は、ほぼここだけ。ほかの忍術屋敷は、ここの仕掛けを参考に再建されたものが多い。

いやあ、楽しかった\(^o^)/。大の男一人での見学は、私だけだったかもしれないが、ワクワクしっぱなし。本当に、こんな仕掛けがあるのね。。。と喜んでいた。

また2階の隠し部屋に関しては、土倉屋敷を連想した。土倉屋敷の主人の間(庄三郎の座敷)の押し入れの奥には隠し階段があり、そこから隠し2階部屋につながるのだ。そして、中からは見えるのに外からは見えない窓があったという……。

それと似た仕掛けが、この屋敷にもあったのだ。

……が、ここでは、もう一つ注目どころを紹介しよう。

こちらの奥は、主人の間。

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何せ、忍者の頭領だけに敵も多かったのだろう。

常に襲われることを念頭に、この奥の部屋には仕掛けがいっぱい。逃げ出す隠し通路だけでも3つ。さらにどんでん返しに落とし穴まである。

が、その前に、この部屋に侵入するためには、この戸襖を開けねばならない。

見たところ、フツーの板製の襖だが……。

これ、開けようとすると重いのだ。なんたって、ヒノキの1枚板。厚さセンチはある。通常の襖なら、紙を貼るか板でも薄くて軽くしてあるが、重くして簡単には開かないようにしてあるのだ。

だから、そっと侵入するのは不可能。両手で押さないと動かない。しかも分厚いから、ふすま越しに槍を刺すのも無理。楯にもなっているわけだ。
ただ、そんなに重そうに見えないような装飾もされてあって……。凝っているなあ。

にんにん!  と叫びたくなるのであった。

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