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2013/08/15

ホームセンターの「銘木」

暑い日は、涼しさを求めてショッピングセンターへ……。

そこは俗に言うスーパーセンター、つまりスーパーマーケットとホームセンターが合体した巨大施設であった。ホームセンターに行ったら、木材コーナーを覗くのが性である。

じぇじぇ!

Apita_1


こんなコーナーがあった。

ホームセンターで、銘木。それも磨き丸太

それも凸凹木肌の絞り丸太や、カビによる斑模様の錆丸太まである! ああ、節丸太も……。

いまや絶滅危惧種(~_~;)の役物がホームセンターで見られるなんて。

これ、やはり「じぇじぇじぇ!」なのであった。

Apita_5


これは、単に細い杉丸太棒と言われればそのままだが、
海布丸太」と呼べば、垂木などの銘木になるし、
銭丸太」と呼べば、吉野林業の初期に生み出された間伐材商品だろう。

おそらく植林10年以下の間伐だから、今なら切り捨てになりかねないが、本来は商品化したのだった。

もちろん単に杖にしてもいいが、もっと斬新な使い道はないかねえ。健康器具として売り出すとか。あるいはプレカットして、丸太を組み合わせて棚になる商品とか。子供のジャングルジムとか。

さらにこんな小物も並んでいる。

Apita_4


よく見ると、コブシの木の丸太とか、磨き丸太の端材

渋いぞ。面皮半割なんて……。

銘木と言っても、この手のものまで並べるのは、ホームセンターならでは、というか面目躍如かも。

いずれも吉野のメーカーの品だった。ホームセンターに出展を要請する、あるいはホームセンター側から買い付けたのかどちらか知らないが、勇気ある品揃えだ。

売れているのかどうか。ホームセンターで磨き丸太を買って、自分で床の間を作る人なんて、まずいないだろうから、何か別の用途を想定しなければ購入しないだろう。アイデア勝負であり、デザイン勝負。さて、何になるか。家具? インテリア? いっそ、磨き丸太を使った洋室やデッキを開発してくれい。。。。 

ある意味、DIYの本領発揮ではないか。

どうせなら、店側もどんな斬新な利用例があるか展示すれば、DIY愛好家の創作心を刺激するだろうに。

役物は売れないと言われて久しいが、それは違う。役物、銘木とは素材にすぎない。売れないのは床の間であり床柱なのだ。素材を商品にするのはビジネスの基本だ。

その点、ホームセンターでエンドユーザーに提供して使い道を考えてもらう戦略は、新しい可能性につながるかも。

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コメント

東◯ハンズでも只のスギの輪切りに結構な値段がついて売ってますね。

ハンズもブランド化していますからね。。。
でも、ホームセンターで扱うようになったら、ハンズ価格は維持できなくなるのでは?

我々の地方にはほとんどないのですが、
絞りまるたやサビまるたを縦使い(構造使い)から意匠使い(タテヨコ斜め)にできないものかと思ったりします。
絞りをそのまま壁に(太くなっているのは真を柱にして、側をそのまま壁材に)、あるいは階段手すりに、胴縁に・・・。

さらにはデザイン的に・・・・。窓枠、壁面のアクセント、玄関周り。

意外と和風にならないようにも想像できます。

着色してしまうとかもありかもしれません。

これまでも磨き丸太を使った家具や内装は試みられているのですが、なかなか広がらない。
理由の一つに、役物として高く売れた時代を忘れられず、安い品を開発しても見向きしない方々がいるのでしょうね(-_-)。

まずはDIY素材として広まれば、と思うのですが。着色でも何でもして、まったく違った提案をしてみたい。

このホームセンターさんの場所と店名を教えて頂けないでしょうか?
手頃な価格の錆丸太を探しておりました。

小沢様が、どちらにお住まいかわかりませんが、これは大和郡山市のAPITA内に併設されたホームセンターです。

もう忘れましたが、吉野の銘木屋の出品だったので、そちらを当たることもできますかねえ。ただ、そをなると安くないかもしれない(^^;)。

埼玉在住ですが、まずお店に問い合わせしてみようかと思います。
ありがとうございます!

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