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森と林業の本

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2013/09/11

茶葉オークション

本日は、市内某所で開かれたスリランカ直送の新茶オークションに参加した。紅茶党の私には、見逃せません。

日本人で初めて現地のオークションに参加し落とした茶葉を、日本でもオークションにかけるという試み。もっとも、初回ということで採算度外視である(^o^)。

ちなみに私は、札入れナンバー1。となると、初物は落とさねばなりませんね(⌒ー⌒)。

今回は、5種類の茶葉を100グラム、500グラム、1キログラム、5キログラム、10キログラムで行う。もっとも、今回はプロ(カフェ経営者など)はいなかったようで、個人客に5キロ、10キロはきつい。実質、前3者だ。

私は、とにかく最初に手を挙げ、周りを巻き込んで値をつり上げ、最後に逃げる(~_~;)という作戦。場を盛り上げなくっちゃ。参加者は20人くらいはいただろうか。

まずは、テイスティングから。

最後の一杯は某ラッキーガーデンのオリジナルブレンドということでスリランカ人シェフの実演付き。

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こんなふうに、高いところから暑いミルクを入れて泡立てる。

この作法は「相棒」の杉下右京でお馴染みだ。

私は、お代わりしたぞ。

さて最初の競りは、ディンブラのBOP(ブロークン・オレンジ・ペコ)100グラム。挨拶代わりに落とす。もっと高くつり上げるつもりだったのになあ。

その後も、競り値は底堅く(~_~;)なかなか上がりませんねえ。こんなのお祭なのに。それに市価に比べると半額以下だから、少々つり上げても安値だ。

気がつくと、セイロンBOP1キロを初値で落としてしまった(*^.^*)。

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オークション会場。すべて女性陣で運営。判事も女性。

1キロだよ。。。。どうしてくれよう。封を切ると、せっかくのフレッシュ葉だから早く飲まないともったいない。


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落札した1キロ茶葉と100グラム茶葉。

それにしてもあの値段なら、本気でやったら全部落とせたな。転売したら儲かったかも……。

しかし、この手のオークションというのは、イベント要素が強い。真面目に品と価格を考えたらつまらないではないか。

そういや、最近の木材市場の競りは不調だ。不落どころか競り下がりも常態化しているらしい。もっとも、私も見ていたら競り人一人に5、6人しか入札していなかったり、事前に価格を決めていたり(談合か?)、なかには入札希望者がジャンケンをしていたり……。

もはや木材取引で市売り(競り)は実態に合わなくなった。協定取引、システム販売などと言われる相対取引で直送されることが増えた。その方が暴落を防ぐとも言われる。

それはそれとして、競りはイベントとして盛り上げる工夫をしたら活気も出るだろう。いっそ、日曜大工愛好家や木工家、内装関係者向きに変木オークションとか、端材オークションなんて仕掛けて、宣伝のつもりで活動したらよいのに。利益は少なくても、新たな顧客を獲得するなど広報効果は大きいと思うよ。

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吉野の市売り風景

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コメント

田中さん はじめまして。
毎日、楽しく拝読させていただいています^^(しかも無料・・)

お茶の話題なのにお口(目)汚しで恐縮ですが、
全国FMネットでクールウッドジャパンプロジェクトのPRをやっているのをご存知ですか?
http://www.tfm.co.jp/wood/

木材利用ポイント事務局がスポンサーらしいので、お役所臭は漂いますが、
朝の通勤時間中のトレンディ・ラジオ番組から
国産材(地域材)PR番組が流れてびっくりしています。

「クールウッド」なんてのがあったのですか。
いろいろあって…。スローウッド、スマートウッド、ガラパゴスウッド(笑)。

どこが主体の団体なんでしょうね。スポンサーに見せかけて、林野庁や国土緑化推進機構当たりの団体かな。。。

かなりその事業の周辺にいるのですが、そのラジオのことは今日初めて知りました…。
交換商品提供事業者でもありますが、一向に情報が入ってこないのですよねー。ブツブツ。

関係者も知らない……。木材利用ポイントは魔物か迷宮か(笑)。

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