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2013/09/29

仰天! 木材利用ポイントの状況

実質上、国産材の利用促進を狙った木材利用ポイント制度。

4月スタートで8月末までの申請・発行状況が発表されている。

http://www.rinya.maff.go.jp/j/press/riyou/130906.html

申請状況

木造住宅(新築、内装・外装木質化等)        426件
木材製品、木質ペレットストーブ・薪ストーブ     150件
計                                                                  576件

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

発行状況        同                   241件(6213万8000ポイント)
                     同                   100件( 387万7000ポイント)
計                   341件(6601万5000ポイント)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ということは……6600万円ほど支出したということ。

ええと、予算は410億円組んでいるのだが……。

もちろん、後半はそれなりに伸びるだろう。しかし、10倍になっても6億6000万円だよなあ。100倍でも66億円。予算を消化するためには、600倍以上にならねばならない。

もっとも、この制度の事務費や広報費なども予算から支出されるだろうが、それが何十億円を費やすんだろうか。伸び悩みをなんとかするため、今後マスコミ対策を強めてバンバンCMを打つかもしれない。すると、予算は広告費で消化するかも。喜ぶのは広告代理店(~_~;)だ。

想像以上の不人気だ。

告知不足もあるだろうが、買い手にとって魅力になっていない。いや、実は工務店の魅力になっていないから勧めないのだろうか。

都道府県別の発行を見ると不思議な展開。

面倒だから木造住宅によるポイント発行だけで見ると、多いのは大阪府や福岡県、熊本県、宮崎県……ずば抜けているのが熊本県だ。おしなべて九州各県が大きいが、なぜだろう。

とくに人口に比例していない。大都市、とくに東京が伸び悩んでいるのは、木造住宅があまり建たない、建つのはハウスメーカーの外材仕様が多いということかもしれない。

ようするに県の窓口および県の業者が力を入れて売り込んだかどうかにかかっているのではないか。

(奈良の窓口は、「奈良の木マーケティング協議会」らしい。ここ、ほとんど休眠していると思ってたんだけど……。)

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コメント

熊本県には私がいるからです。(キッパリ)

ところで、このポイント、使えるお店に登録しようと思ったのですが、ぐずぐずしているうちに〆切りが過ぎました。。。読者の皆さんの中で使えるお店になった方はいらっしゃいませんか?

あっ、そうかあ。てっきりクマモンが……と書きかけて恥ずかしいから止めたのに(笑)。

そうなのです。伸び悩んで悔しいのです。
いろいろご協力をお願いして、交換商品を提供しようとしているのに、世間様に知られないのです。
事業自体、申請方法自体、交換商品自体。
おお、三重苦で知られていない。
ということで、ミジンコ団体はミジンコなりに戦わないと。
え?何と戦うんだ??と、不思議になってきます。
まずはポイントを発行する方々と手を組まないと・・・って、事務局はマッチングしてくれないの~~~!?(はあはあ。最近怒りまくってます)

そうか。「知られていない」ことが最大のネックですね。
東京というマスコミの坩堝にいても情報が流れない。やはり熊本の沢畑さんのように、強力な発信源と提携しないと。。。

いっそ、木材利用ポイントを宣伝してやるからと、広報予算を取る方が近道だったりして。ポスターやチラシを制作して、予算を消化しよう!

いや~、広報予算もむにゃむにゃむにゃ…。素人衆にゃ、手が出せませんのじゃ。
チラシなんて自腹ですよ~。真っ赤っかですよ~。
いや、もっといい連携を思い付け、自分。おお、こちらの読者の方と連携を…!家主様、場所をお借りしますぞ~。

家が完成しないと、提出できないのです。まともに始まったのが7月、家の完成には 数か月かかります。

始まったのが7月……。あら、まあ。
のんびりしていますね。

とすると、実質2カ月以下で6600万ポイントか。6倍したら、約4億ポイント。後半は加速度(!)がつくとして、その何倍と見込めばいいかなあ。

このポイント、知名度が低いというより、知られると馬鹿にされるような『使いものにならない』ポイントだったような気がするのですが・・・
ポイントが使えるのは、農水省参加の業界関係者のやる商売に対する支払いがせいぜいで、あとは、「農林水産業の有料体験ツアーの割引」のような、割引どころか、日当をもらってさえ行きたくもないものばっかりだったと思うのです。
つまり、農水省一家の内部で補助金が還流するように仕組みが作られていて、お金のように自由につかえない、それどころか、むしろ消費者が不要で苦痛と思うようなイベントへの支払いにしか充てることができないように、最初から設計された仕組みです。純粋に現金の還元をして、農水省の外に金が流出するくらいなら、プロジェクトは失敗してくれるほうが省の利益ということなのでは? 取り付けた予算は、行き場を求めて、誰もいない場所に建つ誰も使わない木造大型建造物の建築費に回ったりするのでしょうか。ここ宮崎にも、県民が誰一人知らない大きな木造ドーム施設があります。公共サービスを受ける側からすれば、木造である価値はゼロどころかマイナス。業界関係者は、公金で宮崎の杉をPRできたと喜んでいますが、木材学会の人くらいしか見に来ませんから、PRになってないです。林業絡みの金の使い方は、いつもいつも、同じパターン。悲しいです。

ポイントの半分は建築工事のポイントの要件になっていない木工事に使えます。又、それに使わなければ、普通に使える商品券に半分は変えられます。

そして、後の半分が 農林水産関係 地域の振興 寄付などになります。

消費税を5%に据え置く為の9月末までの契約、それができなかった場合の来年4月までの完成。そして、木材利用ポイントのしめ切りが7月末までに完成。でも、先に予算がなくなれば、終わり。かなり 工事も混みあう。

例えば、ざっくり 工事に5ヵ月 確認申請に1ヵ月 プランを決めて契約するのにどれ位かかるかと 逆算してみて下さい。既に、もうかなり決まっているとこは決まっているけれど、数字に出るのは まだ先という感じです。

実は、この換言条件が複雑で魅力を減じていると感じます。

地域材住宅で、現金最大60万円還元! と打ち出せば、そこそこ注目を集めたのに。現金なら50万円だけど、木工事に使えば60万円とやれば、もっと人気呼んだかも。

おそらく半分の交換は、大半が商品券になるでしょうね。ツアーとか農林産物なんて面倒やん(^^;)。

本当にポイントが使われないままになると、外材もOKにしてハウスメーカーが全部持って行ってしまいますよ。

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