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2013/09/10

「第三次世界大戦」に見る予言者のドイツ

何がなんだかわからないタイトルだろう。ええ、私も説明できません(^^;)。

第三次世界大戦』という本があるのだ。元NATO軍司令官ジョン・ハケット著(二見書房刊)。日本語版の出版は、1978年10月である。それを本棚から引っ張りだして、パラパラと読み返す。

30年以上前に書かれているから、ここで描かれる第3次世界大戦は、1985年8月に勃発している。攻めるのは、ソビエト連邦率いるワルシャワ条約機構軍だし、攻め込まれるのはユーゴスラビアと西ドイツだ。いずれも現在存在しない国。

結果として、地上戦だけでなく大西洋、中東、アフリカ、そして宇宙空間まで戦闘域は広がる。だが、戦況が不利となったソ連は、とうとう核ミサイルをイギリス・バーミンガムに発射。報復に白ロシアのミンスクにも落とされ、戦争は集結。ソ連は解体に向かう……。

ま、そんな小説です(@_@)。今となっては、あったかもしれない、もう一つの過去、ぐらいの感覚か。防衛論議に話題提供したような本である。

で、私が気に入ったのは、実は最後の最後、あとがきに近い部分だ。

政治的予言の小話を紹介している。

1928年のミュンヘンで、政治予言者が次のような発言をするのだ。

5年後の1933年には、ミュンヘンを含むドイツには500万人の失業者があふれ、独裁者がドイツを支配して、600万人のユダヤ人を殺す」

15年後の1943年には、大ドイツの旗がボルガからボルドーまで、ノルウェー北部からサハラまでひるがえっている」

20年後の1948年には、ドイツの領土はエルベ川からライン川までの間しかなく、都市はいずれも破壊され、生産は1928年の10分の1になっている」

40年後の1968年には、一人当たりの所得は今の4倍になっており、その翌年には大人の90%が自宅の今に置いた箱で月の表面を歩く男の動く写真を映し出している」

こんな予言をしたため、予言者は狂人扱いされて監禁されましたとさ。

……ま、将来を読むのは、難しいということを示したいらしい(~_~;)。

ついでに80年後の2008年を予言的にドイツの姿を紹介すれば、ヨーロッパの大半を占める連合体の盟主として、経済的に君臨している、とでも語れるだろうか。どうせなら、この予言の日本版も作ってみたいものである。

一つの国の歴史を追うだけでも、これだけ変遷しているのである。

ましてや、一地方の森林と林業が将来どうなっているかとか、どんな木材が売れ筋とか、わかってたまるか。
もしかして、細くて曲がって、節だらけの、ふわふわの柔らかい材質の木が人気を呼んで高値かもなあ。

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コメント

私のやっている「水源の森」は80年の分収契約で、残りは63〜69年です。伐採の時期に昭和20年代のような世の中になっていれば、私の銅像が建つかも知れません。

予言してください。
5年後、分収造林で天然林を再生したことで表彰され、
15年後、再生した森に人が集まり、久木野に宗教が設立され、
20年後、教祖・サワハタの銅像が立ち、
40年後、水俣市久木野は人口増で久木野市として分離独立。
70年後、大木は伐採され、銅像は引き倒される……。

水源の森づくり、もう 「全国育樹活動コンクール 国土緑化推進機構理事長賞」なら頂いております。熊本県緑化功労者も。

20年なら、生きているうちに教祖として金儲けできそうですね。死後、銅像が倒されるのはレーニンとかフセインに並ぶ大物と認定されるということでもあります。光栄です。

これからは、フセイン沢畑と呼ぼう(^o^)。

追われて地下に穴掘って隠れるのはどうですか。殉教者として伝説になりますよ。

地下に隠れるならば、最期は即身成仏をしないといけません。。。でも、そこまで痩せられるかな。

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