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2013/11/02

さらばWindows Me!

引っ越しに際して、パソコンを1台処分した。

そのOSは、Windows Me機である。なんでもマイクロソフト社のラインナップでは、“なかったこと”にされているという……(笑)。

いわくつきの機種だが、私にとってはお気に入りだった。世間に言われるようなフリーズはほとんどしなかったし、軽くて軽快に動いたからだ。しかし10年以上前の機種をなぜ今まで保存していたかというと、理由がある。

実は、私にとってのこの機種は、フロッピーディスクドライブが内蔵している最後のパソコンであった。その後のWindowsXPは、外付けだ。vista、7に至っては、フロッピー自体を受け付けない。

実は、私はワープロ時代からのフロッピーを全部保管している。というか、2005年頃までの私が書いた全文書はフロッピーに入れていた。そしてワープロ時代はフロッピーをそのワープロに合わせて初期設定しているのだ。パソコンのワープロソフトになっても、Meまではそうだった。XP以降は、それがなくなる。そしてワープロ用に設定されたフロッピーは開けなくなる。

だから古いフロッピーに入った昔の原稿を取り出したくなっても、Me機がないと開けないのである。それがMe機を保存していたわけ。

それだけではない。かつてNIFTYのパソコン通信時代に「フォーラム」に参加していた頃、その記録はニフティマネージャーというソフトによって管理していた。膨大なログがそこに取り込まれている。フォーラムは、冒険・探検関係のほか環境、林業など多くの分野があった。
またメールもニフマネで管理していた。

ところがニフティマネージャーは、XPでは動かないのである。

つまりフォーラムで多くの人と交わしたかなり深い議論も、初期のメールも、XP以降は読めなくなったのだ。

それらの記録を活かすためMe機を残しておいたのだが、今回の引っ越しでついに処分を決定。しかし、被害を最小限にするため、仕事絡みの原稿はできるかぎり移設することにした。と言っても、文書を1点ずつ、(Me機で)テキストファイルに変換してから、現在のウィンドウズ7に取り込むという作業を行ったのである。

気の遠くなる作業であったが、結果的に残していたフロッピーの半分ほどは取り込むことに成功。しかしニフマネの分は手の打ちようがない。かくしてMe機を失うことで私のワープロ・パソコンを使って記した文章の10年間分くらいは消滅したことになる。

まあ、本当にそれらの記録が必要かと言われれば自身も疑問はあるが、それでも私が長年書いてきた証(^o^)。辛いものである。

しかし、今後も同じようなことがおきる可能性はあるわけだ。どんどんOSが進化?変化して、現在使っているメールソフトが対応しきれなくなる可能性もあるし、記憶媒体としてのUSBやハードディスクが移転できずに使えなくなったら……。

もちろん事故でデータが消えることも多々あるが、それとは違って機種・ソフトの変化によって対応できなくなるというのは、なんか釈然としない。

意外と脆弱な情報の保存状況なのである。

今回の引っ越しは、物の断捨離もかなり大規模に行っているが、情報もその一環と思うしかないなあ。

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コメント

石に刻むしかないのかなあ~。
最終的には。

そうか、石か! 

木に刻んでも生長とともに読めなくなるからね。
もしかして、遺伝子に刻むような科学が発達するかも。

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