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2013/12/24

Yahoo!ニュースに「和紙は日本製か」の裏側

Yahoo!ニュースで「和紙は日本製か?日本の誇る伝統を原材料から見てみると……」を執筆しました。

http://bylines.news.yahoo.co.jp/tanakaatsuo/20131224-00030939/

この1年、伝統工芸の世界を取材することが増えたのだが、なんだか深く突っ込むと、ほのぼのした世界とは違う別の闇が見えてくる。

とくに和紙は、業者によっては木材パルプを混ぜているそう。また洋紙でも竹100%紙がつくられている。竹は草本性である。もはや洋紙と何が違うのか説明が難しくなっていた。

だからタイトルは「和紙は洋紙か」としたら面白かった(^^;)けど、いよいよ意味がわからんようになる。

一方、実はコウゾ栽培は意外と収益性が高いかも、という話もあって、山村の副業に向いている。たいした手間はかからず育てられるからだ。

同じくミツマタも、日陰で育つし、水はけの悪い土壌の方が喜ぶし、シカなども食べないし、スギ人工林の林床で育てるのによいのではないか。しかも花はきれいで、蜜も採れる。

スギ-ミツマタ-養蜂-花園観光……といった複合経営が可能かもしれない。そうしたら、国産原料も復活可能かも。

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コメント

田舎のねずみが応援する丹後和紙。先日TVちちんぷいぷいにも紹介されていましたが、こうぞから育てて、昔ながらの技法で和紙をすいてられる田中製紙工業所、一枚の紙に対する思いには脱帽です。伝統をずっと守り続けてほしいと思います。このような田舎の小さな伝統職人さんを、もっともっと紹介してほしいと思います。そして、本物の和紙の良さを私も勉強せねば、と思っています。

丹後和紙は、原料もほぼ自給(自ら栽培)しているから、国産和紙と言ってよいでしょう。ただ、そうした取組は、個人の意志で行われているのであって、産地として「原料は国産」などと取り決めるところはないですね。

もはや「産地」は諦めて「個人」と結びつかないと、伝統工芸は守れないかもしれない。

楮の苗を安定供給したいと思ってはじめています。
田中さん、今度岐阜へいらっしゃるとき、両方の和紙づくりの現場ご案内します。

コウゾの苗! 面白いところに目をつけましたね。

「コウゾの苗市場」がどれだけあるか私にはわかりませんが、こうした多様な展開が大切だと思います。モノカルチャーな木材生産業からダイバーシティ緑産業にならないと。

どうせなら、トロロアオイも(^^;)。こちらも生産地が減って困っています。

林床の 榊もいけそうじゃないですか

サカキもシキミもいけますね。獣害にも遇いにくいし。
問題は、それを刈り取って出荷するルートづくりかも。神道なら国産サカキを! と売り込めないかしらん。

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