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森と林業の本

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2014/01/10

「森づくり」開始

久しぶりにチェンソーを握る。幸い一発でかかった。

目的は、生駒山の「田中山林」の森づくり、いや森遊び研究所仕事始め(^o^)。

と言っても、何をするかと言えば、まずは伐採だ。

太いコナラなどが何本もあるのだが、これらを倒すのは私の技術では無理なので、特殊伐採の技能をお持ちの方の応援を頼んでいる。今月中に実施する予定である。

そこで私は、その特殊伐採、つまり木登り伐採をしやすいように、それらの大木の周りを切り開くことにした。小低木ばかりである。これまでも少しは手を入れていたが、どうしても遠慮がちになるところ、今回は肝を据えて伐る。

でも、迷いは常にある。あ、これはソヨゴだから残したい(ソヨゴは好きな木の一つ。照葉樹とはいえ、柔らかく明るい色の葉や、小さな花、そしてソヨゴは蜜が採れることも気に入っている理由)とか、これ、落葉樹だから残すべきかな、とか。形のいい樹木も景観的に、これは残した方がいいんじゃない? とか。

ええい、弱気ではイカン。

とりあえず、満タンのチェンソーの燃料を使い切るまで伐って伐って伐るのだ。

……おかげで2時間弱で、そこそこ林床が広がりました。

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でも、1アールにも満たない。最低3アールは切り開くつもり。

たまにハイカーなども通るのが気になる。
「小規模皆伐・再山再生実験地」とでも看板立てようか。

伐りだすと、結構楽しいのだが、急がず、1本1本伐っては全体の景観を身ながら考える。

しかし、大変なのは、倒した木の片づけだった。こちらは鉈で枝を落としつつ短く刻む。

まあ、焦らずにやろう。

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コメント

はじめまして。
初めてコメントさせていただきます。

森林を所有されて、整備を開始されたとの事で、
とても楽しみながら、拝見させていただいております。

釈迦に説法である事は十分承知しておりますが、
森林法第5条が適用される森林であれば
森林所有の際には森林の土地の所有者届出書、
伐採の際には、伐採及び伐採後の造林届出書が必要かと思います。

森林ジャーナリストの方の視点から、
各届出に関する所感のようなものも、
ご発信頂けたら面白いのではないかと愚考いたします。
ご検討いただけると幸いです。

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