「やんばるふんばる」ポスター2次利用?
キノボリトカゲ
コシダ
オオコウモリ
上記のようなポスターをご存じだろうか。
そう、沖縄県国頭村の「やんばるふんばる」ポスター。6種類ある。
「ふんばる」の字が欠けているのは、最初から。あえて、文字を半分隠したのだろう。
実は、日本観光ポスターコンクールで金賞を取っている。つくったのは、この世界では有名な高知県在住のデザイナー・梅原真氏。高知県馬路村の「ゆずの村」などでも知られるが、単にデザインというより地域起こしのコンセプトを打ち出すことで凄腕の人だ。
先の沖縄行きで、このポスター、もらってきました\(^o^)/。
売り物ではないから、こうして自宅に張って、宣伝しておきます。(大きすぎる……自宅に壁が足りないので、撮影後1枚を残して外しましたが……。)
ただし、このポスターが作られて有名になったのは、今から5年くらい前ではないだろうか。観光客誘致を全面に出すのではなく、国頭村(やんばるの森)が「踏ん張って」頑張っていることを、絶滅を危惧される動植物とともに(彼らもやんばるの森を最後の生息場所として踏ん張っているのだろう)示したものだ。
なかなか意味深。やるじゃねえか。
だが、今回私が訪れて驚いたのは、このポスターの2次利用?である。
これは、国頭村の観光案内所の壁に張ってあったものを撮影。
見た通り、先のポスターを眺めて喜んだり驚いたりしている人を取り込んだ写真を使用。
これは、地元だけでなく、遠く都会に張られたポスターという設定なのかな。
次は3次利用で、写っている人がやんばるに来るのだろうか……。
« 「里山」に幸せはあるか? | トップページ | 「凄腕職人街」の板 »
「森林学・モノローグ」カテゴリの記事
- 大楠と、怪しい樹齢(2022.05.25)
- 「大睡蓮」を見てきた(2022.05.22)
- 伊能忠敬(2022.05.21)
- 河川敷の木は伐るべき?(2022.05.13)
- フィンランドと日本の共通点はマダニ?(2022.05.11)
コメント