竹の器は……?
昨日の杉カップに続いて? 味をしめて? こんな商品はどうだろう。
この素材は、よく見るとわかるとおり竹。
ただし、かなり大きい。比較するものを置けばよかったのだが、内の直径で20センチ近い大物だ。
高さも25~30センチといったところ。
こんな大きな竹の表面を少し焼いて磨いて……と結構な手間を経て完成したものである。
この写真は、先の山口県で撮ったもの。加工は福岡でやったと聞いたが……。一応売り物だが、一般に手に入れるものではない。特殊な用途である。
さて、これはどんな用途に使うのでしょう。
わかった方は……と木、いや気を持たすのは止めて、下に答を書いておく。
答・ 骨壺。西日本では、火葬後の全身の骨を拾うが、それを全部詰めるためのものである。ただし、竹でつくったのは、そのまま土に還ることを狙っている。
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