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2014/04/07

2013年の木材輸入実績

林野庁が、2013年の木材輸入実績を発表している。

http://www.rinya.maff.go.jp/j/press/boutai/140331.html

要旨をそのまま引用しよう。

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1.木材輸入額【12,160億円(前年比127%)】

木材輸入額は前年より27%増加して12,160億円となりました。

2.丸太【輸入量456万m3(前年比101%)、輸入額1,074億円(前年比150%)】

主な輸入先は米国及びカナダで、両国で総輸入量の75%(米国48%、カナダ27%)を占めました。

3.製材【輸入量750万m3(前年比114%)、輸入額3,022億円(前年比150%)】

主な輸入先は欧州及びカナダで、両国・地域で総輸入量の75%(欧州43%、カナダ32%)を占めました。

4.合板【輸入量303万m3(前年比102%)、輸入額1,738億円(122%)】

主な輸入先はマレーシア及びインドネシアで、両国で総輸入量の84%(マレーシア52%、インドネシア32%)を占めました。

5.木材チップ【輸入量1,102万トン(前年比99%)、輸入額2,180億円(108%)】

主な輸入先はオーストラリア及びチリで、両国で総輸入量の41%(オーストラリア21%、チリ20%)を占めました。

6.集成材【輸入量88万m3(前年比111%)、輸入額504億円(139%)】

主な輸入先はオーストリア及びフィンランドで、両国で総輸入量の47%(オーストリア24%、フィンランド23%)を占めました。また、輸入量の8割以上が構造用集成材でした。

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なんと! すべての項目が前年と比べて増えている。(わずかに木材チップの輸入量は1%減だが、さして意味はないと思う。)

金額ベースで増えたのは、円安の進行が原因の一つだと推察するが、円安により価格が高まった商品なのに輸入量が軒並み増えているのはなぜだろう。
項目別に見ると、丸太や合板、チップはほとんど前年と変わらず、大きく伸びたのは製材と集成材。これは住宅需要だろうか。

ようは木材需要全般が膨らんだ。それは、景気の回復なのか、アベノミクスによる公共事業の拡大に起因するのか。

昨年後半の国産材の高騰の理由を見誤るところだったかもしれない。何も輸入材が減って国産材にシフトしたからではなかったのだ。輸入材も、国産材も、需要が増えたのである。

……国産材が引っ張りだこになったのは、国産材が求められたというよりは、輸入材で足りない部分を補うために国産材が使われ、そのため在庫が底を突いただけだった?

もし、この推論が正しければ、今年の業界は需要に見合うように木材輸入を増やすかもしれない。とすれば、国産材は用なしだな。。。

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