伊勢神宮の巨木
伊勢神宮には、広大な宮域林が隣接している。
残念ながら一般人は中に入れないのだけど、参道には巨木が立ち並び、森の奥深さを想像させる。

直径1メートルを優に超える巨木が、まさに林立している様は、なかなか壮観。それも目の前だ。
だいたいスギだが、これらを伐採して遷宮に使うという発想はいけないのだろうか?
宮域林は、5000ヘクタール以上。それが全部こんな森だったらすごいのだが。
残念ながら、これらの巨木は参道沿いと、境内だけだろう。実は、宮域林は、80年前まで荒れていた。過伐に悩まされていたのだ。木材を取るというよりは、薪にされていたらしい。伊勢は昔から参拝客を迎えるために宿が多く、燃料が大量に必要だったわけだ。
そのため五十鈴川も氾濫したらしい。そこで明治になって森の再生に取り組むことになった。
林学博士の本多静六も参加して計画を練り、植林を進めたわけだ。不伐の森のほか、景観林、そして木材生産林などに分けられたが、基本はヒノキを中心にした多様な森。80年たった昨年、初めてヒノキが間伐されて、その材が遷宮にも使われたことは話題になった。
それはともかく、神社の総本山……とは言わないか、ようするに頂点に立つ伊勢神宮の鎮守の森さえ伐採されていたのだから、全国の神社でも鎮守の森がどんな扱いを受けていたか想像がつくというものだ。
決して、鎮守の森は人の手が入らずに潜在自然植生が保たれていた、とは言えないのである。
幹まわり3~4メートルもある代物。参道の中に生えている。
樹肌がツルツルだったが、人が触りまくったのだろう。
が、根元を見ると、なんかおかしい。
扉があるのか……?
思わず、樹の中に続く秘密の通路を想像してしまった。
まさか。扉ではなく、檜皮を張っているらしい。
隙間から覗くと、幹には大きなウロがあった。それを治療したのか、見映えを気にしたのか、塞ぐために張ってあるよう。
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清六ではなくて静六ではありませんでしたか。
投稿: H | 2014/04/15 23:30
誤字、見つけるの、得意ですね(⌒ー⌒)。
そのとおり。清六ではなく静六。変換機能に頼りすぎてはいかん。
投稿: 田中淳夫 | 2014/04/15 23:42
木に扉?中には小人さんが住んでいたりして。
えー、ひょっとしたら誤解があるのかもしれませんが、Hさんは私とは別人です。
投稿: 平家 | 2014/04/17 10:51
誤字はよく見つけますね。ただ偉大な先輩の名前が間違ってたりでもしなければ指摘しませんよ。それに昔の人は名前が幾つかある場合もあるから確認の為に聞いたまでです。
投稿: H | 2014/04/17 15:18
平家さん、Hさん、混乱してすみません。そして誤字見つけていただきありがとうございます(笑)。
ここはブログですから、発見次第直します。ついでに文章もいじります。
投稿: 田中淳夫 | 2014/04/17 23:28