鹿革の陣羽織
本日は、大阪泉州のさる旧家へ。
ここは吉野の土倉家と縁深い家系で、いろいろ面白い話を聞いた。また貴重な写真も拝見し、記録用に複写させてもらった。いやはや、新発見と言える写真の数々……。これまで知られなかった土倉家の人々の顔も見ることができた。。
ちなみに、この旧家のアルバムには、孫文やら鈴木貫太郎やら、歴史上の大物の写真が幾人も登場する。
それらは少し整理してから紹介できるものならしたいが、今日は別件の紹介。
実は、この地域は、大阪ながら江戸時代は千葉の関宿藩の飛び地だった。下総と遠く離れた泉州に飛び地を持つことに驚く。
そして今から160年ほど前に、この家(基本、農家だが庄屋)の当主が、お殿様の参勤交代に同行したことがあるそうで、その際にしつらえた陣羽織。
これだけならふ~ん、というだけだが、なんとこれ、鹿革なのだ。
鹿革はバッグなどになるが、こうした利用法があるとは知らなかった。
しかも裏地に紋様が。
ろうけつ染めか何かよくわからないが、見えない裏地にあるところが、イキだねえ。
現在、獣害、とくにシカが問題になっており、その駆除にシカ肉の活用が上げられているが、実際にはなかなか難しい。オイシイ部位は少なく採算が合わないのだ。
私は、皮の活用も考えられないかと思っていたが、このような鹿革をファッション系素材として流行らせるといいね。
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すばらしい!
おしゃれな感覚ですね。
ぜひ、現代的なデザインの鹿革のコートなど製作して頂きたいですね。
カッコいい俳優かモデルが着てると欲しくなるかも。
投稿: しゃべり杉爺 | 2014/04/11 20:49
鹿革の有効利用を考える方が、ジビエにするより金になるんじゃないか、と思います。保存も効くし。
鹿革コート、いいかも。
投稿: 田中淳夫 | 2014/04/12 00:22
突然ですいません。
江戸の昔から革半纏として鹿皮を利用することはよくあったようですよ。
投稿: nanasi | 2014/04/16 02:39
むしろ昔の方が、シカに限らず皮革はよく利用したようですね。
今は本物の皮革製品というと高いイメージがあるし、合成皮革がのさばっているし……鹿革はそんなに強くはないけど、ファッション性の素材としてなら使い道はいろいろあるような気がします。
投稿: 田中淳夫 | 2014/04/17 09:42