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2014/05/18

「日本の」サカキとマツ

生駒駅前の花屋の店頭。
 
ここは古い店で、値段は高いが、品質のよい供花などを置いている。
ま、私も、たまに奮発する気持ちの時に購入する。
 
そこで見かけたサカキとマツ。
004
見た通り、「伊勢のサカキ」「日本のサカキ」とか「日本のマツ」と表記。
 
これを見て変、と思った人はいるだろうか。
 
「伊勢の」ぐらいはわかるが「日本の」と表記することの意味を。
 
サカキは、漢字で「榊」と書く。その名のとおり、神前に備える神の木だ。神社で御祓いするときにも使われるし、神棚にも備えるだろう。
いかにも日本固有で、日本の精神性の高い木であり枝葉なのだが……。
 
 
だが、現在日本で商品として出回っているサカキは、一説によると1割ぐらいしか国産はないという。ほとんどが中国からの輸入だとか。
 
そのことを知っていないと、「日本のサカキ」などと店頭に表記する意味はわからないだろう。
ついでに言えば、仏の供花シキミも、中国産が大半。 
日本の神様を祀るのも、中国頼みというのはちょっと悲しい。
 
かつてサカキやシキミの出荷は、山村の収入源だったのだけどね。

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コメント

いつも読ませていただき勉強させていただいております。
榊、荒神松についての話題だったので、仕事でシキミ・サカキ生産者のサポートをしていることから興味深く読ませていただきました。
サカキの9割近くが中国からの輸入をいう話はいろいろな所で聞きます。(おそらくヒサカキを含めた数字だと思います)
文中で「シキミも、中国産が大半」とありましたが、シキミについてはそこまで輸入品が入っていないと思っておりました。根拠となる数字が載っている資料など教えていただければ幸いです。
昔からの産地が高齢化のため縮小しております。
「この数年でどうにかしないと」と言う思いがありますが「どうすればよいのか」考えているところです。

以前取材した花卉業界の専門家(研究者)の話です。具体的な数値まで覚えていませんが、サカキが9割輸入品なのに、シキミはほぼ国産ということはあり得ないんじゃないですか。

ありがとうございます
市場を通らないとなかなか数字が押さえられないですね
中国産サカキは人件費の関係で値上げになると某市場関係者に聞きました
宝の山があるのだから国産品復活させたいところです

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