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2014/05/08

ヘアリーベッチの蜂蜜

気がつけば新緑が美しい。

 
そこで定点観測?している生駒山の棚田地帯に。
 
2014_2
 
今年も耕作が行われ出した。まだ田植えは始まっていなかったが、水が徐々に入りだしたようだ。
 
 

ここは万葉集にも登場する竜田川から、松尾芭蕉が歩いた暗峠まで標高差300メートル以上を棚田が結んでおり、しかもその棚田は尾根を走るスカイラインを越えて大阪側へと下っている。つまり尾根越えの棚田。

しかも、峠近くの棚田近くに「本陣」もあった。江戸時代は大名も泊まったのだろう。
 
日本棚田100選に選ばれてもおかしくない由緒ある、貴重な棚田なのだが、いかんせん放棄が進んで草ぼうぼう、森に変わってしまった棚田まであるので、見映えが悪いのが難だ。さもなければ「日本のマチュピチュ」とか「日本のイフガオ」なんて好きなように名付けてやるのに。。。
 
 
皮肉なことに、放棄された棚田の雑草対策に注目されているが、ヘアリーベッチだ。マメ科の植物だが、秋に種をまくと、春に花が咲き、夏までに背の低い草が生い茂って枯れてしまう。そのため、ほかの雑草が生えられない。
 
しかも、ヘアリーベッチの花には蜜があり、養蜂の採蜜に向いているのだ。
 
生駒山には、外来のアルファルファタコゾウムシが侵入したため、レンゲの花が食われてしまうため、レンゲ栽培ができなくなった。そのためレンゲの蜜は集められないのだが、代わりにヘアリーベッチを使えないかと目されているのだ。
同じマメ科だから窒素固定作用もある。花もレンゲほどではないが、可憐だ。
 
 
今日は、生駒の吉岡養蜂店を訪ねて、今年取れた蜂蜜を購入した。本当は、生駒山のヤマザクラの蜂蜜を買いたかったのだが、ヤマザクラの蜜はまだボトル詰めをしていないとかで、ヘアリーベッチを選んだのである。
 
010
吉岡養蜂は、完全自家製。間違っても外国産の蜂蜜を混入させていない。しかも純正だ。花ごとに採蜜している。
 
さっそく味見。
蜜は、意外なほどあっさり。新物だからか、粘度も低く、上品な香りがした。
 
これは、新名物にならないかな?
 

 

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