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森と林業の本

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2014/06/13

伐採3カ月目

生駒山中のタナカ山林。


皆伐して2カ月が経ち、3カ月目だ。梅雨にも入り、これから雨がよく降り、気温も上がれば新芽が伸びる季節だろうか。
 
というわけで、ちょっと観察。
 
2_1



やっぱり、ササが結構伸びてきたなあ。
 
通常の草もそこそこあるが、生長は遅いよう。
ササは、せっせと刈り取る(^o^)。鎌もあるが、面倒なので手でむしる。いつまで続くか……。
 
生長に追いつかなくなったら除草剤を使うことも考えているが、できるならやりたくない。薬を撒くのは準備が面倒だし、コストもかかるし。私は農薬に関して忌避感を持たないが、基本的に使わなくて済むならそれにこしたことはないという立場だ。


 
2_4

もっとも、こんな萌芽も出ている。
 
やっぱり、種子から芽を出すよりも、すでに根がある木からの萌芽や、ササのような地下茎があり、別のところで光合成をして生長のエネルギーを溜めた種の方が伸びるのが早いということか。


とりあえず、ササ以外のなんらかの緑に跡地が覆われることを期待しているのだが、こうして見ると、地下茎やら根株のある以前の森の生き残りが素早く復活するのだろう。
皆伐したら、一気に植生を変わる……ということにはならないみたい。結局、同じ草木が広がるのだろうか。
 
ちなみに、今日は警察より電話。
 
先日、剪定ゴミを不法投棄されたことを届けた件に関して、事後を尋ねられる。見回りもしているそうだ。
幸い、その後は目立ったゴミはない。ただ……
 
2_5
このようなペットボトルのゴミはある。
 
これはハイカーかドライブする車からの投棄だろうな。
 
まったく、追いかけっこだ。
 
「警告」の看板を修理して立てたのだが、さて効果はあるだろうか。
 

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コメント

お地蔵さんや祠を置くのはどうでしょうか?看板より効果ありそうな気がします。

なるほど! 手づくりのお地蔵さんをたてようかな(^o^)。

石を削るか、木造にするか。ええいプラスチックだったりして。まあ、鳥居くらいなら簡単にできる。
実は、私の土地のすぐ横に石仏があります。結構古いものです。何かネタにならないか。


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