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2014/06/08

北の谷の探検

生駒に住んで30有余年。近隣の山は遭難……もとい探検し飽きた。

 
自宅から入れる山のたいていの部分は歩き尽くしているので、どこの山の谷も山も知っているのである。昨年末に引っ越したものの、実は行動範囲は大きくは変わっていないから、(頭の中に)地図ができている。
 
知ったところを歩いても、遭難……もとい探検できない。
 
そこでまだ分け入っていないところを(頭の中の)地図で検索してみた。
 
ない。ないぞ。地図が描けていないのは、アプローチが長く、自宅から歩くとかなりの距離となる。時間が足りない。
 
が、一か所だけ、歩いていない空間があった。北の谷だ。
 
ここに空白地帯があった。北の谷を下りて、そこから南や東や西にはこれまでも進んでいたが、そのまま北に直進していなかった。
 
ただし、狭いのだ。北に進むと、真正面にハイキング道がある。東は道路、西もハイキング道だ。つまり三方を囲まれているわけで、直進したらすぐ、どこかの道に出てしまう。
 
ふっ。遭難……もとい探検というには、小さなエリアだな。
 
が、気軽な遭難……もとい探検にはなる。時間があまりないときには、助かるかもしれん。
 
そこで、北の谷に分け入った。そこを下りて、小川を越える。通常は、そこからそれるのだが……そのまま斜面を登った。うん。とりあえず始めてのコースだ。
 
かなり急である。こんに険しかったか。しかも、岩がごろごろしている。意外や巨石地帯だったのだな。これは遭難……もとい探検気分に浸れる。ま、小さなエリアだが。
 
尾根にたどり着くと、岩が並んでいた。
1
 
 
おや、岩を割って伸びている樹木がある。
 
 
なかなかカッコイイではないか。
もっと人目につくところにあったら、名所になったかもしれないのに。
 
こんな発見も、遭難……もとい探検の醍醐味だ。
 


 
 
尾根には、奇妙な形の岩が多く並んでいる。まるで古代遺跡を見つけたような気分になる。


 

 
 
4
 
 こんな岩もあった。
 
この凹みはなんだろうか。
 
天然の風化なのか、人為的なものか。
ここに寝仏像でも納まるような……。
 
 
 
だが尾根は細く、すぐに下りとなっていた。かなりの斜面。せっかく登ったのに。しかし、北に向かうのだ。
 
滑るように谷底に下りると、ホッとしたのも束の間、すぐに登りとなった。おいおい。なんて険しいのだ。
 
狭いエリアだけどな。なかなか苦労させられるじゃないか。
 
またブッシュをかき分けて登る。が、尾根につくと二股に別れている。どちらに進むか。尾根沿いに進めば、南に向かってしまう。北に向かうと、すぐに下り。。。
 
今度は木々をかき分けて下りる。が、また崖のような登り。。
 
ひい。ちょっと歩けば空白地帯を踏破してどこかの道に出ると思ったのに。
こんな狭いエリアに、これほど谷と尾根が入り組んでいるとは思わなかった。時に崖もある。谷底には水が流れていた。それを乗り越えるのは意外と大変。
 
もしかして、こんなところには何か知られざるものがあるのではないか。
 
 
突然、垂直の崖にぶつかった。
 
下りられない。回り道をする。崖の下に立つと、真正面も崖。あああ、三方を崖に囲まれた……!
 
これは探検……というより遭難ぽくなってきた。
 
 
 
8 
 
 
あれ? 
 
この崖と思ったものは……石垣ではないか。
 
こんな深山幽谷に? いや、狭いエリアだけど。
 
 
もしかして、遺跡? かつて、この山奥(今は狭いけど)に隠れ住んだ人がいたのだろうか。そして山中に石を積み、砦を築いていたのでは……。
 
9
 
 
おお、こちらにも。
 
石垣がいっぱい。
 
天空の城ならぬ、北の谷の石垣。
 
もしかして、歴史的遺物の発見?
 

 
 
ちょっと心がざわめいた。そして石垣の上に登ると……ハイキング道が伸びていた。

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