無料ブログはココログ

本の紹介

« 金融ディリバティブと林業 | トップページ | 国産材柩とチャノキ樹木葬 »

2014/07/01

木材利用ポイント制度を延長してほしい?

もうオワコン(終わったコンテンツ。たまには流行り言葉を使ってみたい)感がある木材利用ポイント制度。

 
だって、国産材振興のはずが外材もOKになったのだもの。いずれにしても今年春から半年延長されて9月までのはずだ。
 
ところが、再延長を望む声が出ていた。
 
福島民報 の論説である。(6月2日版を7月1日にネット掲載)
それによると、5月中旬に福島市で木材利用シンポジウムが開かれたらしい。そこで出席した木材の出荷側、住宅の建設側のパネリストがこぞって制度の再延長を林野庁幹部に要望したとある。
 
 
この時期には、すでにオウシュウトウヒやオウシュウアカマツ、ラジアータパインの解禁が決まっていたはずだが……。知らなかった?それとも知っていて気にしていない? 少なくても同席した林野庁幹部は間違いなく知っていたはずだが、口をつぐんだかな。。。
 
もしかして、これは全国的な傾向か。
 
たしかに今年5月までに6万件の申請があったというのだが、そりゃ金をもらえると思えば申請もするだろう。しかし、それが今後は国産材である割合はどんどん下がっていくだろう。
 
また昨年伸びたのは、消費税増税の駆け込み需要の要素が強い。実際に木材消費全体でも国産材が伸びたのと同じように外材も伸長している。何も施主が外材を控えて国産材に切り替えたといえない。
 
さて、林野庁はどうした心づもりだろう。
 
今、経済の腰折れをさせるわけにはいかないと政府が判断すれば、別に林業のことを考えるのではなく、外材であろうと何でも住宅着工件数を増やしたいだろうから、またバラマキをするかもね。 
 

« 金融ディリバティブと林業 | トップページ | 国産材柩とチャノキ樹木葬 »

政策・行政関係」カテゴリの記事

コメント

 ちょっと前に、金融、不動産投資関係の人に、この「東京の高層ビルのオフィスにいると目や耳に入って来ない』情報を、FBその他で流しておきました。「オリンピック村を国産材で!」の陳情や政治運動なども。

 「東京の高層ビルのオフィスにいる」人たちには、どうしても「地方の肌身感覚の経済&(それに密接に関連する)農林水産&土木”の状況」が入って来ないー地球の裏側の情報は即座に入ってくるのに―ので、その手の情報を意識的に流すようにしております。
(たとえば、「低収入な女性たちの夢の国、『しまむら』」の近況とか、土建屋さんの動き、近隣のホームセンターや農林資材屋の近況とか、スーパーの景況とか、その手の「彼らにとってのサイレント・マジョリテイ=過疎地方の人々、の動向です。)

 本当に「デキル」金融・不動産投資の人は、そういうところの情報まで気を配ってます。地方はヒト・モノ・カネのバッファが薄くて、濃密な人間関係がありますから、ある範囲に置いては東京など大都市より、ずっと反応が早く、敏感に動きますからね。「東京では今ごろ、そんなことで騒いでいるのか…田舎(過疎地域)では、そんなことずっと前から起こってるけどな」というのは、結構ありますし。

 特に、公共事業予算の動向には、ビビットに反応しますしね。残念なことに…(ああ、補助金とか気にせずに、好き勝手に仕事したい…)


 

この世の中は、想像以上に「目先」しか考えず、「情報」をかろんじる業者や識者が多いようです。別にスパイして特定秘密を得なくても、公開情報から見えてくる世間がいくらでもあるのに。
 
木材利用ポイントに林業界の救いを求める人なんかも典型だな。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/36391/59911503

この記事へのトラックバック一覧です: 木材利用ポイント制度を延長してほしい?:

« 金融ディリバティブと林業 | トップページ | 国産材柩とチャノキ樹木葬 »

2017年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

森と林業と田舎