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森と林業の本

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2014/08/12

萌芽をかく

例の生駒山のタナカ山林皆伐地。(ここにイヌワシは来ない……)

 
台風も過ぎたし、様子を見に行った。今日は草刈りの覚悟。案の定、かなり繁っている。とくにササが多い。これは始末しないとササ原になるとマズい。
 
しかし、簡単ではないのだ。伐採後の倒木などが散らばっている間から生えているため、一般のイメージの草刈りができない。ザクザクと鎌を入れるのではなく、長く伸びているササを選んではつかんで刈り取る方法だ。
しかも、量と時間の関係で全部きれいに刈り取るのは難しいので、とくに伸びている地点やササを狙い撃ちで刈る。とにかく生長を抑えて、その間に樹木の若木が伸びてくれたらよい。今年は除草剤使いたくないし。
 
その合間に行ったのは萌芽かき。芽かきともいうが、ようするに伐採後の切り株からワサワサと生えてきた萌芽の量を少し減らす作業。どうせ今の時期の萌芽は、ほとんど枯れてしまうだろうが、人為的に数を減らせば、残した芽に栄養が回って早く大きく育つかもしれないという、樹木からすると余計なお世話の行為である。
 
どうもコナラはほとんど出ていない。切り株が太すぎる……樹齢が高すぎたせいだろう。
出るのはカシなどの照葉樹も多い。
 
こんな感じ。
 
1 2

ビフォー・アフター1。


 
 

1_2 2_2

ビフォー・アフター2。

 

  
3_13_3  

 ビフォー・アフター3。
  
 


 
まあ、残した萌芽も、数年の内に枯れたり折れるものが出るだろうから、それを過ぎたころに本格的に伸ばす芽(というより枝か)を絞って、育てたい。
 
しかし、よく見ると萌芽って、可愛い(^o^)。
 
4


必ずしも、切り口から芽吹くわけではないらしい。
 
 
 
5
マイマイもいる。

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コメント

「しかし、よく見ると萌芽って、可愛い(^o^)」

 ・・・まさに「萌え」w

萌芽萌え! 座布団1枚!

しかし可愛いといいつつ、その萌芽をたくさん毟りとったのだから……。

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