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2014/08/23

「ビッグイシュー」の特集記事

生駒駅のコンコースでも、「ビッグイシュー」日本版を売る人がいる。まだ若そうに見えるが……。

多少の興味はあるが、若者向き雑誌との評判だし、無意味に金を払う趣味もないのでスルーしていたが、今回掲げていた見本誌の表紙にあったのは、「今、森をめざす」であった。

それなら手にしても悪くないだろう。

ということで購入した。350円。ちょうど私の買う前に、主婦が購入していたので、並んで待つというあまりしない状況になる(^^;)。

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一応雑誌の紹介をしておくと、「ビッグイシュー」は、ホームレスの仕事をつくり自立を応援することを掲げた雑誌。イギリス発祥で、日本には2003年からだという。月2回発行だ。

書店には並ばず、契約した販売者は、1冊170円で仕入れ、街角で350円で売るから、1冊売れれば180円の利益が出る。頑張れば1日数十冊売ることも可能だから、それを元手に自立の道を探る……というものだ。

ちゃんと行動規範もあり、それに反した販売者からは、買わないよう呼びかけられている。言葉づかいや通行の邪魔をしない、酒や薬物を服用していないこと……などだ。
一方で、販売エリアを割り振り、販売テクニックを教えたりもする。そして生活の自立や就業トレーニングなどの支援もするそうだ。
 

記事は、国際的なものから文化、エンターテイメントなど。別にホームレス関連の情報誌ではなく、一般人が普通に読む記事を載せるのがポリシーだ。
まだ都会でしか販売されていないから、目にされる人は少ないだろう(……と書いてから、生駒は都会か? と思ってしまったが)。

最初に手にとっての感想は、薄いことだ(^^;)。350円のわりにはペラペラ。32ページである。しかし、広告がほとんどないことを考えると、通常雑誌なら2倍の厚さの内容だろう。

で、今回の特集。

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写真は、特集扉。

取り上げているのは、ツリークライミング(ジョン・ギャスライトさん)。

カホン・プロジェクト(山崎正夫さん)。

林業女子@京都(4人)

西粟倉・森の学校(牧大介さん)。

ちゃんと足を運んで取材しているし、書き方もていねい。

内容は、私にとって特に驚くようなことは書いていないが、一般人向けという点からすると、かなり斬新なのではなかろうか。各人の単発の記事ならそこそこあるが、全体を通して森を伝える切り口はあまりなかった。これを読んで多少とも森と林業を巡る現代日本の事情に眼を向ける読者も出るだろう。

また、改めて仕事は大事、と思う食い扶持を稼ぐと同時に社会に関わるという意味で。買い手の顔が見えるのは結構重要なのだ。私も自著を駅売りしようか。。。

(ちょうど、本日『割り箸はもったいない?』の注文が入る。ネットの自己売りもコツコツと。。。)

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