緑地の環境効果でもっとも優秀なのは?
手元に1枚の用紙がある。
細かな点は、表を見ていただければよいが、それぞれプラスかマイナス(加えてゼロ)を見ていく。
天然林、草原等が入っていないのは、ここでは緑地、つまり人が積極的に関与した環境を対象にしているからだろう。もっとも、社叢林が人の手がもっとも加わっていない環境として代役を担っているのかもしれない。
さて、この中でもっとも優秀なのは、どれになるか。
そして、もう一つ。ゴルフ場の点数がもっとも高い。負荷に±が混ざっているが、効果は全部+だ。
まあ、点数の付け方の根拠は結構難しいが、何も思いつくまま付けたのではなく、ちゃんと調査データに基づいている。それなりに裏付けがある。
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資料を作成したNPO法人緑地雑草科学研究所
http://www.bousou-ken.org/
設立の背景
生活圏緑地は都市・地域住民の貴重な公共資産であり、その保全や創生は、生活者すべてに関わる重要な課題です。植栽植物とともに緑地を構成する非植栽植物雑草は、長年にわたる非科学的・場当たり的な地表管理の結果、緑地劣化の最大の原因となっているだけでなく、その蔓延が環境保全上、防災上、衛生上種々の新たな問題を引き起こしています。(以下略)
ミッション・ビジョン
NPO法人雑草科学研究所は、私たちの大切な社会資産である生活圏の緑環境の、機能の向上と健全な維持に貢献することを目的に活動しています。
そのために必要な、雑草、雑草の制御・利用技術について、知識の普及と研究推進に関わる事業を行います。
知識、情報を体系化し、新分野“緑地雑草科学”の確立を目指します。
これはどうみても、森林は専門外でしょう
人工林とか、水生生物の保全と多様性促進とか、手を広げ過ぎ
あと、出典をちゃんと書いたらどうですかねえ、日本一の森林ジャーナリストとして
投稿: か | 2014/08/19 17:17
人を不愉快にさせる書き方は天才的ですね。
出典を隠したりしていませんよ。緑地雑草科学研究所から直接いただいたのだから。
理事長の伊藤氏は、今は主に草本系を専門にしていますが、京都大学大学院農学研究科では森林学を専攻されていたそうですし、現在も樹木医です。
推測するのは勝手ですが、的外れで下品。広い分野を扱うのも才能でしょう。
投稿: 田中淳夫 | 2014/08/19 21:05
では、個々のプラス、マイナスにはどのようなエビデンスがあるのでしょうか?
投稿: か | 2014/08/20 01:07