もっともアクセスが少ない土曜日だから、ドーデモよいことを書こう。ま、ブログの大半がドーデモ話なのだが。
先日、高野山を訪ねた際、通ったのが九度山町。入るや否や「幸村の町」ののぼりが立っている。真田幸村と縁のある町なのである。
というのは関が原の合戦時、上田で徳川秀忠の軍勢を引きつけて奮戦した真田昌幸と幸村(正確には信繁。幸村は死後に広まった名らしい)は、関が原以後、九度山町に蟄居を命じられて10数年を過ごしているからだ。これも正確には、蟄居を命じられたのは高野山なのだが、その後少し里の九度山に下りた経緯がある。
真田幸村は、再来年のNHKの大河ドラマ「真田丸」の主人公になる。脚本は三谷幸喜であることも話題を呼んでいる。
とにかく、戦国の真田家、とくに幸村は、幕末の坂本龍馬と並ぶ熱烈なファンの多い鉄板キャラだろう。単にウツウツと幽閉されていた九度山町がわが町のシンボルにするくらいである。地元・信州上田はもちろん、大坂の陣の活躍と討ち死したことから大阪でも人気が高く、各地に数々の旧蹟がある。
そういえば、関係なさそうな奈良にも、「冬の陣の木津川の戦いで幸村に破れた家康が逃げ込んだ寺」というのがある。ま、嘘っぽいが。
ちなみに私は、上田市で講演の依頼を受けた際、わざわざ大阪の宰相山公園・三光神社まで足を運んで、幸村像の写真を撮ってきた。そしてパワーポイントで披露するというサービス精神を発揮した\(^o^)/。大いにウケた(笑)。
講演準備には、これほど手間をかけているのである。
え? 何の講演をしたんだろうか……。
ここまでたどり着くのに時間がかかって、夜になってしまった。
ちょっとガッシリ体型の幸村である。
本当は、戦死した安井神社にも行きたかったのだが、こちらに像
はなく碑である。
ついでに上田城では……。
こんな写真を撮りました(⌒ー⌒)。
もっとも上田城では、幸村がそんなに活躍したという記録はないみたいである。こちらは父・昌幸の舞台であろう。
私的には、上田といえばアニメ「サマー・ウォーズ」の世界なんだがねえ。燃えた、いや萌えたぜ。
あ、もう一つ。養蚕の町でもあるな。上田蚕種には通わせていただいた。
なんのことやらわからなくなったが、真田幸村にはそれなりに思い入れがあるのである。
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