混交林化する里山林
私は、いつも裏山を歩いてカエンタケなどキノコ類ばかり追いかけているわけではない。

最初ころは枝打ちもしたのだろう。
しかし、収穫される可能性は極めて低い。材価が下落して利益が出ないのはもちろんだが、そもそも伐採しても搬出ルートが難しい。ハイキングコースは縦横に伸びているが、そこを作業道にして重機を入れるのは無理がある。そして森の周りはニュータウン。丸太積んだトラックを走らせるのは住民側が抵抗するだろう。
キノコと一緒に見てきた里山の人工林。
こんな森林が増えている。
もう少ししたら、広葉樹もスギと肩を並べるかもしれない。
放置された人工林は緑の沙漠。林床は暗くて土壌が流出して、山もいつ崩れるかもしれない。木も育たず細くてヒョロヒョロ……。
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コメント
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こういう里山があることは嬉しいですね。このまま何世紀もじっとしておきたいものです。土砂災害への耐久性も高いでしょうね。
投稿: とも | 2014/09/04 14:37
私は、仮に放置せざるを得ない人工林も、ほんの少しの工夫で混交林に誘導できるんじゃないかと思っています。放置、即線香林で荒廃すると決め込まないで早めに手を打てば。
もちろんケースバイケースですが、そんな技術を研究してほしいですね。
投稿: 田中淳夫 | 2014/09/04 15:06