無料ブログはココログ

森と林業と田舎の本

« CLTの新聞・雑誌記事 | トップページ | 森には「記憶」が埋まっている »

2014/10/24

秋の平城京を歩けば

気がつけば10月も末。秋も本番だ。

 
週末には、こんな風景を楽しんでほしい。
 
046 ススキ野原。最近では珍しい。昔は身近だったが。。。
 
 
058 場所は、平城宮跡でした。遠くに大極殿が見える。
 
実は、ススキとともにセイタカアワダチソウも繁茂している。ススキの銀と、セイタカアワダチソウの黄金の色が一面を埋めているのは美しい。ただ、セイタカアワダチソウをアップで見ると、なんだか毒々しくて好きになれないが。
 
これだけの広さの平坦な草原は、今や全国的にも少なくなっただろう。しかも、この草の下には1300年前の遺構がまだまだ眠っているのだから……。
散歩コースとしては、なかなか贅沢な気分に浸れる。
 
1 その一角にあった倒木。これ、クヌギかコナラのようだが。
 
なぜ倒れたのか。ナラ枯れか? 奈良(平城京)だけに。。。
 
しかし、カシナガが穿孔した跡はなかった。葉もまだ青々しているから最近なんだろうが、ナラ枯れの場合は、葉は枯れているだろう。
 
倒れた部分を見ると……。
 
2 ああ、根っこが……。
 
これはひどい。これだけ見事に腐っているのに、葉が青いのが不思議なほどだ。しかし原因は、何だろう。地下水位が上がって根が腐ったのだろうか。それとも病気? 樹木医の方、教えてください。

« CLTの新聞・雑誌記事 | トップページ | 森には「記憶」が埋まっている »

森林学・モノローグ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 秋の平城京を歩けば:

« CLTの新聞・雑誌記事 | トップページ | 森には「記憶」が埋まっている »

March 2023
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

森と筆者の関連リンク先