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森と林業と田舎の本

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2014/12/15

狩りガール議員

衆議院選挙が終わった。

まったくつまらない選挙だった。。。(でも、投票は行きましたよ)
それに結果も。実につまらん。
   
ようするに現状維持だ。マスコミの多くは自民圧勝と叫んでいるが、実は前回より減っているし、増えたのは公明党だから、与党内では自民の右派のブレーキ役になるだろう。
野党も、全体の数はほぼ変わらず、むしろ右派野党が数を減らして左の最強硬野党・共産党の躍進を考えれば、与党はより煙たくなったのではないか……。。。
 
とまあ、そんなことを「分析」してもしょうがない。
 
目立って面白い議員もいないしね。。
 
たった一人。ん? と思ったのは、「イノシシを解体した議員」がいるとのテロップ。
 
誰だ? と見ると、神奈川17区の牧島かれん議員だった。自民党候補で今回2期目の当選。
 
なんでも今夏狩猟免許(わな猟)を取って、イノシシの解体にも挑戦したとか。
いま流行りの言葉で言えば、狩りガールらしい。
 
へえ、狩猟に興味があるのか? と思って一応調べてみると、経歴的には外資系(笑)で、農林業や田舎などの土着の臭いはしない。父が県会議員で引退した河野洋平衆議院議長の後継に当たるそうだ。
 
政策的にも、目立った農林業への思いは感じられないが、獣害対策の項目はある。
なんでもハンターを増やすために狩猟税の撤廃に尽力した……ようである。
おそらく、その過程で免許を取得して、体験的にイノシシの解体にも挑戦した、というわけだろう。農業も一生懸命に勉強している風。
日常的にわなを仕掛けて、獲物を解体しているわけではなさそうだ(^^;)。
 
一応、解体シーンの写真もアップしていた。
 
一度、取材したいな。国会議員にインタビュー!
……で、政策に関しては一切聞かず、イノシシの解体の仕方ばかり(ナイフの使い方とか、血抜きとか、毛皮の剥ぎ方……)を質問する。。。怒りださないだろうか(笑)。
 
いや、鳥獣害対策、頑張ってくださいね。

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