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2014/12/09

石垣(の木)伐採

しばらく手をつけていなかったタナカ山林。

 
別に忘れていたわけではなく、たまには巡回して変化を見ていたのだが、忙しくて何か手をつける暇がなかった。年も押し迫り、ヒマになった(!)ので、あらためて現地を見ることにしたのである。
実は、来年用のシイタケ原木の確保を考えている。広大なタナカ山林(^^;)といえども、適切なコナラの木は少なく、運び出しも考えると適地がなかなか見当たらない。
太いコナラならたくさんあるのだが、一人では倒せない。無理に倒すのは危険というだけでなく、道に倒れたりしたら、大問題になる。チルホールが必要だろう。一本伐れば、その枝だけでホダ木は確保できるのだが。
 
 
伐採跡地は一夏越えて、倒した木も枝葉が落ちてすっきりしてきた。倒した木々を薪に欲しいという申し出は何件かあったのだが、これまでのつきあいからラッキーガーデンに献上することにしていた。お店の薪ストーブ用である。
 
近く取りに行くとのことだが、まだ手つかず。ユンボを入れて運ぶと行っていたのだけどな。
まあ、土壌を荒らさないよう、きれいにさらってくれると地拵えになって、今後扱いやすくなる。近く相談に行こう。
 
というわけで、本日手をつけたのは、石垣から伸びている樹木の伐採。石垣からかなり太い幹が何本も育っているのだ。そのうち、とりあえず伐りやすいものを2本ばかりやっつけることにした。
私にしても、久しぶりのチェンソーを手にすることになる。幸い、エンジンは好調にスタート。
 
6 これは、以前撮影したもの。
真ん中に石垣からニョキッと伸びている2本がわかるだろうか。
 
本当は、石垣とも上の土地の所有者のものであるが、以前、私が林地内の樹木を伐採中に所有者と偶然会って、向こうから石垣の木も伐採してくれ、と頼まれていた。
 
12_10 伐採後。片方は小さな枝を残した。
 
アラカシであるが、伐るのは簡単でも、その広がった枝葉の処理は難物。面倒な木だ。無理せず、これくらいにしておこう。次の楽しみを残す。
この季節、午後3時を過ぎると、日が傾き暗くなる。
 
シイタケ用の木はまた探すとして、当面は石垣伐採だな。 誰か、伐りたい人、いる?
 

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コメント

先日拝見した、あの木ですね。早く切らないと、立派な石垣が壊れそうでした。あの場所だったら、変な方向へ倒れてどうかなる心配もなさそうなのでよかですよね。アラカシ、燃料にほしいけど、ちょっと遠いのが残念です。

ええ、その一部です。今日伐ったのは、まだ細い方で(直径20㎝クラス)、30センチ級の大物まで石垣から生えております。
 
アラカシの薪、送りましょうか? 送料着払いで(^^;)。

座敷にも置けるような、美しくてよく乾燥した薪なら送ってもらおうかと思いますが。。。

ええと、そんな薪を用意しましょうか。乾燥したものなら、今春に伐採したコナラがよいですね。ちょっと粉を吹いて化粧しています。えっと、穴も空いているかな……。え、カシナガが入っている? いえ、大丈夫です。きっともう飛び立った後です……。

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