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2014/12/03

Yahoo!ニュース・カンファレンスに出席した理由

先日は、東京で開かれたYahoo!ニュース個人のオーサー・カンファレンスに参加してきた。

ようするに、Yahoo!ニュース個人に執筆している人々の集まり。「ニュース個人」がスタートして2年、初めての試みだそうだ。
 
なぜ、奈良に住んでいる私が参加したか。そんな重要な会議なのか。
……実は物見遊山的な気持ちであったヾ(- -;)。
 
最初に案内が来たときは、「わざわざ東京には行けないなあ。忙しい時だし」。
 
で、無視していると、幾度も出欠の返事を求められる。期限を過ぎているのに。だいたい一度東京に行けば旅費で4万5万円は飛ぶのだよ。結構痛い出費になる。
 
そこで「出張費は出ますか」と返信。
「出ません」と返ってきた。
 
そこで「宿泊費は出ませんか」と返信。
 
「出ないのです」と返ってきた……。
 
だったら、行ってやろうじゃないか! と考えた。何を反発しているんだ。
 
いえ、実は同時期に某出版社の編集者から「打ち合わせできませんか」と連絡があったため。それなら抱き合わせるか。それに、遅かれ早かれ取材に行きたいと思っていたところも東京にあるし、これを一まとめにして出張を企てたわけ。
 
……実は、Yahoo!の担当者の返信の書き方が気に入った面もある。事務的な返信メールだったら、あっさり無視しただろうが、私がちょっとからかうように「出張費!宿泊費!」と書いたのに個別にマジメな返信をくれたことに好感を持った。(メールのやり取りは、もちろん経費のことばかりではない。) 
執筆者としては、そうした面に反応するものなのだよ。これは編集者とのやり取りも同じ。
 
ちなみに、カンファレンスは想定以上に面白かった。単なるオーサーの集まるお祭りかと思っていたのだが、ネットニュースを一種の言論の府としての場にする意欲が感じられたのだ。
 
Yahoo_4 ニュース本部長のプレゼン。
 
「Yahoo!ニュースのオーサーからピュリッツアー賞の受賞者を」という言葉さえ飛び出す。
 
そこからは、今の新聞や雑誌界では感じられない「若々しい熱気」とでもいえる爽やかささえ感じられた。常に変化する、またオーサーや読者の声を取り入れる発想がある。パネルディスカッションでは、ライバルに当たるハフィンポスト日本版やBLOGOSの編集長、そしてニコニコ動画のニワンゴ社長まで出席している。
 
それに、さすが主催がIT企業だ、会場からもスマホなどで参加できる。
ただ、私はQRコードの使い方がわからずモタモタ(^^;)。IT弱者だから苦手だなあ。
 
Yahoo_12 それでもアンケートにかろうじて参加できた。
 
そんなこんなの東京。ちょっと疲れたが、いい刺激だったよ。

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