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2014/12/21

Yahoo!ニュース「カツオ節は毒物?」を書いた裏側

Yahoo!ニュースに「カツオ節は毒物?EUが輸入を認めない理由 」を執筆しました。

 
 
この元ネタ(ミラノ博にカツオ節が使えない……)を目にした時、これをブログに角煮、じゃない書くには森林も林業も木材も地域づくりにも関係ねえよなあ~とちょっと躊躇したのだが、ああ、それならYahoo!ニュースがあるやん、という安直な発想(^o^)。
 
ま、Yahoo!には月に4本くらいはアップしようと思っていたが、ちょうどあと1本足りていなかったのでよかった。
 
実際は、カツオ節に含まれるベンゾピレンの危険性はどこまであるか? それを危険とするなら一般の残留農薬やら添加物やら、それこそ塩や砂糖、肉に小麦に……とありとあらゆる食物に関して持ち出される「危険性」をどう判断するの? 一体何を食べたいの? そもそも、そこまでして長生きしたい? 食べることにストレス感じる方が危険じゃねえか。。。というところまで広げたかったのだが……。
 
さらに放射線まで持ち出せば、炎上する確率は高く、一度炎上たるものを経験してみたかったんだ♡ とかも考えたのだが、さすがにそんな論考を一気書きするブログやYahoo!ニュースで仕掛ける気にならなかった(⌒ー⌒)。後始末もメンドーだし。 
 
 
健康と不安は裏表だ。気にしだしたらきりがなく、一度不安を感じ出すと止まらない。まるで中毒性のある「食べ物」のよう。これは日本人だけでなく、ヨーロッパ人も同じらしいね。。。
  
  
それにしても、反響がやたら大きい。いま、オーストラリアから電話あったよ、「読んだぜ」と。

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コメント

かつお節に発がん物質とは知りませんでしたが、本当なら今までかつお節をた食べた日本人はそうでない西洋人に比べてガンになる確率が高くなるという証拠はあるのでしょうか、ないでしょう。ベンツピレン単体そのものは発ガン物質でも、みそ汁と一緒に食べたら
どうでしょうか。かつお節を直接毎日食べている日本人はいないですよ。

これは、科学的な問題というよりは食文化の問題、つまり西洋人の過剰反応でしょう。
以前も確かイギリスで、ヒジキにヒ素が含まれていると大騒ぎしましたが、毎日ヒジキを食べている人はいないのでこの程度の水銀含有量では問題なしでした。

そうなんですね。微量の物質だけ杓子定規に規定を当てはめると基準値を上回ることになるんですが、本当の発癌率を確認したものではないでしょう。とくにダシを取る際の摂取量を元にしているわけではない。

すべての食品の「限りない安全性」を追求するのは無理だという前提に立たないと水掛け論になりそうだなあ。

>一般の残留農薬やら添加物やら、それこそ塩や砂糖、肉に小麦に……とありとあらゆる食物に関して持ち出される「危険性」をどう判断するの?

EUの基本的考え方は、ポジティブ・リスト、つまり安全性が確認されたものだけ使って良い、というものだと理解しています。
これは、アメリカに代表されるネガティブ・リスト(危険物だけ取り除く)というリスク管理とは対極です。
自由な使用と健康被害のバランスの取り方の違いと言えます。
EUは遺伝子組み換えに関してもデータ不十分という姿勢だったと思います。

共通点は、いずれもデータに基づいて政策判断しているところで、EUがヨーロッパウナギを規制したときもきちんと科学的データ(長期的な漁獲量の変動や、淡水での生態等)の積み上げを背景としていました。
今回のケースでは、「カツオ節に含まれるベンゾピレン」の安全性を検証して、一般的な摂取量であれば問題ないというデータを示せば良いのではないでしょうか。

以前までは日本でもマグロや金目鯛の摂取量について制限がありませんでしたが、去年からでしたか、水銀摂取量の観点から妊婦についてはこれぐらいにした方がいいというガイドラインが公表されましたよね。
妊婦に関しては、葉酸摂取の必要性についてもここ10年?ぐらいで理解が進んだと聞いています。

水銀や養蚕の事例は、これまで平気だったから良いじゃん、というケースでもデータを取ってみるとそうでもなかった、という好例と思います。
カツオ節についても、「ベンゾピレンは表面に留まるが、出荷前に表面は削るから製品での含有量は低い」とかの実態に即したデータとかがあればいいのではないでしょうか。

EUは、実のところカツオ節なんぞに眼を向けていないと思います。ベンゾピレンの基準も、おそらくハムやベーコン用かと。
だから日本政府がちゃんと説明して交渉すればクリアできるはずなのに、消極的というかやる気がないというか、放置状態で今に至ったのでしょう。

クールジャパン関連でパブコメしたら盛り込まれるんですかねえ

私は、EUの基準そのものがおかしいと思っているわけではありません。それなりの基準がないと、本当に危険な食品も出回りますから。
ただカツオ節は、その焦げ目を落としてから使うものだし、そのものを大量に食べることはなくダシをとるものだから、柔軟な対応は可能なはず。そこは政府の交渉力次第でしょう。(輸出側も、EU向けに焦げを落とすとか、燻製方法を工夫するとか、努力が必要でしょう。)
パブコメも多少の圧力になるから、ぜひ書き込んでください。

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