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森と林業の本

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2015/02/04

茶筅の里の風物詩

たまには、ほんわか地元の風物詩でも。

 
生駒市は、茶道で使われる茶筅の約9割を生産しているという。それも高山という地区だけで造られているので、この地域を「茶筅の里」とも呼ぶ。
 
まあ、茶筅の需要がそんなに多くないうえに高度な製造技術が必要だからだろうが、それでも竹製品の一大生産地であることには違いない。
 
そして冬の風物詩が、竹を干す風景。
寒風の中、刈り取り後の田んぼに、青竹を干して渋を抜くのだそうだ。
 
003
 
005 こんな長い竹もある。
 
伝統工芸の指定を受けているが、一子相伝だそう。でも若手が多く後継者の心配は今のところない。日本に茶道がある限り、需要も途切れないのだろうな。

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