さて、21日午後は、いよいよ自伐型林業フォーラムin吉野である。
始まりは、午後1時半。
ところで……午後1時からの関西テレビの「
ウラマヨ」に、川上村地域おこし協力隊の
鳥居由佳さんが出演している。例の「
吉野杉の「おすぎ」を買った女」である。
この記事は大反響で、FBのシェアは2万件を越すほどだったのだが、とうとうテレビ出演にまでつながったか。感慨深いものがある……。(と保護者の気分(^o^)。)
おかげで会場の駐車場内でも,車の中でテレビ(ワンセグ)を見ている人、多数(^o^)。彼女の知り合いにとって、フォーラム以上に気になるのであった。
私だって、これを見ないでどうする。いえ、私は録画セットをしておきましたから大丈夫なのです(⌒ー⌒)。
見ていない人に簡単に紹介すると、扱い方は、「関西どうかしてるぜニュース」の人物編で、スギが好きすぎて吉野杉を丸太で購入した女、であり、杉ガールと命名している。ある種、笑いネタ扱いなのだが、いや、よくやりました。
鳥居さんは、笑いを取りつつも、しっかり伝えるべきツボを抑えて語っている。お見事な演技だ! これ、簡単にはできないよ。
ちゃんと、視聴者の興味とウケを狙っている。
が、ここんところをよく見てほしい。
そして、この言葉。
ちゃんと木製品の紹介までした。それなりの影響力はあるだろう。
番組中には、一部ツッコミドコロモもあったのだが、小さな間違いなどは気にしないでよいと思う。テレビって、誰もそんなに厳密に見ていないから(笑)。
ちなみに、彼女のブログ「
恋する丸太 」を読めばわかるが、彼女は、山が好きなのではない。海が、沖縄の海にはまっているのだ。そして海をよくするには、川を山を森をそして林業を……と連想して川上村にたどりついた。
だからスギが好きな「杉ガール」「丸太女子」の姿は、戦略的な演出なのだ。
番組内に、その思いをしっかり表現しているではないか。
これは、相当な高等テクニック。私の苦手とする作戦だ(笑)。
実は、同時期私にも某テレビ番組に予備的な出演依頼というか、(出演のための)私のスタンスを確かめるメールが来て、幾度かスタッフとやり取りした。
それは日本林業の政策的な面を扱う議論というのだが、どうしても2極化した賛成・反対論を展開しようとする。この政策には反対だが、こちらは賛成……とか、賛成だけど運用がオカシイ、といった論調を取るとテレビ的にはなじまないのだ。はっきり(林野庁の政策に)賛成! 反対! の論者になりきらないといけない。
結果的に、出演は流れた。
まあ、私も出たいと思わなかったし。よだれが出れるほどのギャラなら自らの趣旨を曲げても飛びつくんだけどね(~_~;)。
その点、鳥居さんは、テレビ局の期待に応えながらも、ちゃんと伝えたいことを伝えさせたのだからすごい。私も、立米50万円のヒノキに抱きつくべきであったか……。
とはいえ、多くの人の注目を集めた後が勝負だ。第2弾はどうする?
……さあ、フォーラムの始まりである(^o^)。
コメント