たまには、私自身の講演の告知をしておこう。
4月6日……つまり来週月曜日。主催者ではないのに勝手に参加者募集、である。
これは吉野林業(本社・奈良県王寺町)の大山主・谷林業が主催する「森の仲間のサロン」にて行うもの。
このサロンは、毎月開催でもう6年も続いているらしいが、参加者も一般の人が多い。だから、とくに林業とか森林に絞ったテーマばかりを扱っているわけではなく、また狭い専門・業界的な話ばかりでもない。
そこに呼ばれるのだから、私は「森林セラピー基地の闇、なんてのやる?」と一般ウケを狙ったのだが、今回はガッツリと吉野林業を扱ってほしいとのことである。。。困った(^o^)。
しかし、どんな要求にもしっかり応える私なのであった。
これまで私なりに現地に通って勉強し、多くの研究者の学説や論文に目を通し、古い文献から最近のものまで斟酌した上で、自ら組み立てた「吉野林業像」を語ってやろうじゃないの、というわけである。
もちろん私は研究者ではないから、厳密に古文書を積み上げて分析したような吉野林業を語るのではない。ちょっと切り口を変えて見ることによって、誰も知らなかった吉野林業を描きたいと思っている。

(吉野林業全書・大坂港木材市場)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
平成27年4月<森の仲間のサロン>の案内
4月は、森林ジャーナリスト 田中淳夫氏から吉野林業の歴史と将来について講演いただきます。田中淳夫氏は森に広く・深く・長くかかわっておられます。その幅広い知識と深い洞察から、興味深いお話が伺えると思います。
多数の方々に参加いただきたくご案内申しあげます。
日 時 : 平成27年4月6日(月曜日)18:00~19:30
テーマ : 吉野林業のなりたちと今後の吉野林業に対する提言
講 師 : 森林ジャーナリスト 田中淳夫 氏
会 場 : 谷林業株式会社 事務所二階 TEL.0745-72-2036 FAX.0745-32-1997
参加費 : 500円
※ メールまたはファックスで出欠のご返事をお願いします。
宛 先:メール kanekoy@hera.eonet.ne.jp
FAX 0745-32-1997
連絡先:谷林業株式会社 兼子洋介 TEL 080-8939-5054
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ちなみに、上記のタイトルは仮に打ったもので、本番は変わる。
「吉野林業はどこから来たのか。何者か。これからどこへ行くのか」にする予定である。この言葉、何をもじったのか知っているかなあ。
コメント